【新人看護師は嫌われる？】好かれる・嫌われる看護師の違いは〇〇にあった

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新人看護師の皆さん、「ひょっとして私って先輩から嫌われている？」と悩んでいませんか？

• 仕事ができなから
• 気が利かないから
• 役に立っていないから

ひょっとしたらコミュ力が原因かもしれませんよ。

実は新人看護師はコミュ力が高い方が先輩看護師に嫌われにくく看護師としても成長できることが研究で明らかになっています。

もちろんコミュ力さえあれば100%大丈夫！というわけではありません。

本当に嫌われているとしたらいくつかの理由が重なっている場合があります。

この記事では、新人看護師が嫌われる理由と解決策を解説していきます。

きっと良い解決策が見つかりますよ。

新人看護師が嫌われる理由

新人看護師が嫌われる背景にはいくつかの要素があります。

嫌われると自分が悪いと思ってしまいがちですが、決して新人看護師だけに原因があるわけでありません。

ジェネレーションギャップ

ひと昔（ふた昔？）前は、

• 新人は始業時間の30分前に出社
• 始業前に掃除や雑用、仕事の準備をする
• 先輩より先に帰ってはいけない
• 上司や先輩の言うことは絶対
• 仕事が第一優先

このようなことが当たり前のように考えられていました。

これに対してZ世代では以下のように考える人が増えてきています。

• 始業時間に間に合えばOK
• タイムパフォーマンス重視
• プライベートの充実も大切
• 平等主義
• 個人、個性を大切にする

先輩看護師の中には自分たちが新人だった頃から、働き方をアップデートしない人がいます。

そのため新人看護師の考えや言動が理解できないことでイライラし、八つ当たり的に嫌われてしまうことになります。

新人看護師はミスが多い

学生時代に学内実習や院内実習で技術的なことを経験しているとはいえ、やはり現場では比べ物にならないほど緊張します。

どんなに気をつけていてもミスをすることもあります。

新人のミスをカバーするのは先輩看護師の役目。

でも人・時間・業務内容すべてにおいて余裕がない職場では、余計な仕事です。

• 「この忙しい時になんで新人の尻拭いをしなきゃいけないの？」
• 「なんでミスをするのよ！」

こんなふうに怒りの矛先が新人看護師に向いてしまいます。

新人の指導体制が整っていない

多くの病院では新人看護師が安心して働けるように、プリセプターやエルダーが指導やサポートをします。

しかし、中には新人看護師を受け入れるにも関わらず指導制度が整っていない病院があるのも現実です。

十分な指導が受けられないまま、新人看護師は仕事をしなければいけません。

こうなると、新人看護師は何をどうしてよいかわからないですよね。

こうして先輩看護師は「新人は何も聞いてこないし、いつまでも仕事ができないし使えない」と新人看護師にネガティブな印象を持ちます。

これは個人の問題ではなく、病院の体制不備による理不尽な“嫌われ”です。

嫌われる新人看護師はコミュ力が弱い人が多い

逆に好かれる看護師の特徴は…

ここまで読み進めると、「やっぱり嫌われるのは仕事ができないからじゃない？」と思うかもしれませんね。

しかし、同じ環境でも好かれる新人看護師と嫌われる新人看護師がいるのは確かです。

両者の決定的な違いはコミュ力の高さにあり！

どういうことなのか具体的に見ていきましょう。

コミュ力のある人は先輩からかわいがられる

「コミュ力が高い＝話し上手」と思っていませんか？

本当にコミュ力のある人は聞き上手です。

• 先輩の話を素直に聞く
• 雑談などは笑顔で聞く
• 話を広げるようにあいづちを打つ

こんなふうに仕事の話も休憩時間の話も聞いてくれる人に対して、人はイヤな印象は持たないですよね。

特に女性は話を聞いてもらいたいという欲求が強く、話をすることでストレス解消をしているため、話を聞いてくれる人はある意味「神」なんです。

コミュ力がある方がいろいろ教えてもらえて看護力が上がる

仕事を始めてすぐは、先輩看護師に「何か質問は？」「わからないことない？」と聞かれても、わからないことがわからないですよね。

その結果、『質問ができない→教えてもらえない→いつまでも仕事ができない→叱られる』の経過を辿り、嫌われ決定。

しかし、コミュ力があると先輩から可愛がられるので、ミスをする前に先輩の方からアドバイスをもらえるようになります。

先輩からのアドバイスが増えるとミスが防げるし、自然と看護力も向上していきます。

コミュ力がある方がリラックスして働ける

入職した時、仕事についてけるか、先輩看護師と上手くやっていけるかと不安がありませんでしたか？

コミュ力を駆使して早い時期に職場の雰囲気や人に慣れると、余計な緊張がなくなるため情報も知識もスポンジ並みに吸収できます。

仕事の覚えもスムーズになり、技術力もみるみる上がり、先輩看護師から褒められることも増えるでしょう。

さらに自分の成長が実感でき、気持ちに余裕が生まれ、リラックスして仕事に臨めます。

新人看護師は嫌われる？１年目でいじめられた僕のリアルな体験談

「そうか！コミュ力をつければ嫌われないのね！」

今、こう思っている人も多いと思います。

が！！！

どんなにコミュ力に自信を持っていても、嫌われるときは嫌われます。

僕が看護師1年目で実際に体験したいじめ体験談を紹介します。

仕事を教えてもらえない

病院や医療の世界って独特の習慣や暗黙のルールのようなものがあります。

1年目にそんなのわかるわけないですよね。

目の前の仕事をこなすことに必死で、メモも取れない状況にもかかわらず、たった1回教えられただけで

• 「さっき言ったよね？」
• 「こんなの常識なんですけど！」

と言われる毎日。

と何度心の中で呟いたことか。

コミュ力は高い・・・むしろコミュ力だけで生きてきたといっても過言ではない自分の人生で、こんなことが起こるなんて想像もつかなかったです。

人格を否定するようなプリセプターの指導

それでも一応プリセプターはいました。

最初は少々キツイ言葉でも指導してもらっていると我慢していました。

しかし、いじめはこうして人を追い詰めるのだと実感するほどエスカレートしていったのです。

• 使えない！
• お願いだから何もしないで！
• この仕事向いていないんじゃない？

など、人格否定の言葉の嵐。

毎日サービス残業も強いられ、身も心もボロボロになっていました。

そのうち『自分はいないほうが良いんだ』『消えたい』と思うようになり、毎日罵声を浴びせられる自分自身のことが気持ち悪い存在だと思い込んでしまいました。

ガマンしていたら適応障害とうつ病になっていました

職場いじめに遭いながらもガマンして働き続けた僕。

家でも仕事の悪夢を見るようになり、ホンマにヤバい状態になってました。

挙句の果てに上司からは「うつ病になった理由を説明して」と詰め寄られる始末。

その他にも突発性難聴になった時に「そんなん耳が聞こえ変だけやん」と言われたり…。

もう完全に暴言ですよね。

自分に合った職場に転職して今は幸せです

いじめる側は僕が傷つくことについて「男性看護師の試練」などと言って正当化していました。

いじめている意識ゼロ！

辞めたいと毎日思いながら働いてました。

そんな僕ですが、うつ病になったのをきっかけに保育園看護師に転職。

僕にすごく合っていた仕事みたいで、今では毎日楽しく働いています。

もっと早く転職すればよかった

職場いじめに遭って辛かったけどやめられなかったのは、「看護師になるためにしてきた努力が水の泡になってしまうのでは？」と不安だったからなんですよね。

でも、実際にやめてみるとむしろいいことばかり！

• ブラック病院から解放された
• 人間らしい扱いをしてもらえる
• 自分と相性の良い仕事だからミスも少ない
• 求められて働くのが気持ちいい

このように転職をして僕の人生は明るくなりました。

夜勤がないぶん給料は少しだけ下がったけど、それ以上に仕事もプライベートも充実しているので全く問題ありません。

もし今の職場が辛いと感じているのなら、僕のように心身を壊す前に転職することを考えてみてくださいね。

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