今日は保育園で行われる検診の一つ、「尿検査」について書きたいと思います。
保育園の尿検査は、行っている園と行っていない園があります。
僕の勤める保育園は尿検査を行っています。
保育園の尿検査に関しても、なかなかマニュアルがないので作成しました。
目次
保育園での尿検査について
尿検査を行う目的
腎臓病など異常を早期に発見し疾病の早期治療に役立てる。
尿検査の実施回数
年2回(春・秋)
尿検査の対象となる園児
全園児
保育園・こども園での尿検査の検査項目
☑尿蛋白
☑尿糖
☑潜血
尿検査を依頼する機関
業者委託(臨床検査)
子どもの尿の採取方法
前日就寝前は、排尿させてから寝かせ、起床時最初の中間尿をとる
尿検査の準備と注意事項
☑検査用紙に名前を記入する
☑検査前は、容器等の配布日、回収日、回収方法をおたより等で知らせる。
☑業者から配られた名簿にクラス別、男女別に記入する。
☑名簿と提出者を確認して検査業者へ提出。
尿検査の事後処理
☑結果及び指導事項を記録用紙に記録。
☑結果にもとづいて担任、保護者に対して保健指導を行う。
☑治療、検査を必要とする場合は、保護者に説明を行うとともに、必要に応じて受診勧告書を
渡し受診を勧める。
☑受診結果報告書により、保育上の配慮が必要な場合は、適切な配慮を行う。
☑未受診者には、受診を勧める。
☑集計および事後の経過を把握する。
検査結果に異常が見つかったお子さんの保護者にはお手紙を渡します。
最後に
保育園・こども園の尿検査ですが、実際病気や異常が見つかる場合もあります。
冒頭にも書きましたが、検査を受けておくに越したことはありません。
尿検査をしていない保育園・こども園にお勤めでしたら、ぜひ尿検査を導入し、子どもの健康維持にお役立てください。
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