新人看護師がうつ病になった体験談をブログでぶっちゃけてみた【看護師やめたい!】

この記事にはプロモーションが含まれます

こんにちは、このブログの管理人で現役看護師のカタオカです。

僕は社会人1年目の新人看護師時代に配属された急性期病棟でパワハラやいじめに遭いうつ病になった辛い経験があります。

今思えばもっと早くに退職すればよかったのですが、

  • 1年で辞めた看護師が他で雇ってもらえるのか
  • 退職後のお金はどうなるのか
  • 生活していけるのか

このようなことを考えると、退職という一歩を踏み出すのはとても難しかったです。

カタオカ

自分に合わない職場で我慢し続けた結果、うつ病という精神疾患になってしまいました。10年以上経った今でも薬が手放せません。

メンタル疾患は一度なってしまうと何年も(下手すれば一生)引きずることになってしまいます。

「心の風邪」なんて言うけど、風邪みたいに短期間でスッキリ治ることはほぼありません。

まだまだ未来のある新人看護師の人に僕と同じような思いをしてほしくない。

その一心でこのブログを書きました。

今、職場で辛い思いをしている人はぜひ最後まで読んでいってください。

カタオカ

どうやって自分に合う職場に巡り会えたのかについても紹介しますね!

今の職場が辛いと感じたら…

もしあなたが今の職場が辛いと感じるなら、職場が合っていない可能性アリ

病棟看護師って正直ハードルが高すぎるんですよね…。

カタオカ

病棟看護師に向いていなくても、職場を選べばイキイキ働ける場所に巡り会える!

  • 今の職場が辛い
  • 看護師に向いていないのかも
  • でもまだあきらめたくない…

そんな人はまずは転職エージェントのレバウェル看護で相性の良い職場を探すのがおすすめ。

レバウェル看護なら病棟看護師だけじゃなく、クリニック・介護施設・検診センター・訪問看護・保育園など選択肢が豊富なので自分にぴったりの職場が見つかります。

まずは登録してどんな求人があるのかチェックしてみてください。

カタオカ

未来の選択肢が広がりますよ

\仕事しながらでも登録できる/

登録も利用も完全無料

やめたくなったらいつでも退会できる

目次

新人看護師がうつ病になった体験談をブログで公開

病院で務めてるときは本当に「理不尽な毎日」でした。

どれだけ仕事が来ようが、「残業せなあかんのは自分が仕事できないから」と思ってサービス残業をする日々。

持ち帰りで「新人やからこれやってきて」という理不尽なレポートもある。

そんなことを繰りかえしていると、夜寝ているときに、毎日、仕事の夢を見るようになりました。

毎晩「なんでこんな簡単なことができひんねや!!」と、先輩に怒鳴られる夢を見て…。

夢だけならいいんですが、自分の寝言で起きる始末。

それが夜中の3時で、そこから全く眠れず朝を迎える。

そんな感じの症状が出始めました。

疲れているのかなと思ったら…

初めは「疲れてんのかな僕?」ぐらいで思っていましたが、仕事に行っても調子がいい時のパフォーマンスはできないし、先輩に怒られてより凹んでしまう日常。

うん、夢の中と同じ現象を病院で現実化してるんですね。

さすがに疲れてると思い、早く寝ようと思っても寝れない。

やっと寝たと思ったら、仕事のことが頭から離れずまた寝言で目がさめる。

それが1か月ぐらい続いたある日、とうとう仕事にいけなくなったんですね。

行こうと思っても、身体が思うように動いてくれないんです。

僕の身体、一体どうなってしまったのか?

仕事に行こうとしても体が動かない…。

カタオカ

でも今日は入浴介助あるし、レポート出さなあかんし、休まれへん…。

無理やり着替えて仕事に行こうとしました。

でも行けませんでした。

やっとのことで職場に「体調が悪くて休ませてください」と連絡を入れました。

幸いその日は休みが取れたのですが、自分の身体に起こっている異変が何なのかわからない。

カタオカ

僕の身体、どうなってんやろ?

不安でいっぱいでした。

勇気を出して病院に行ってみた

身体がおかしくなったと不安でいっぱいな僕。

勇気を出して病院に行くことにしました。

とりあえず朝は動けないので、昼から病院(近所の内科)に行きました。

内科の先生は「ああ、仕事しすぎで疲れているだけやね。ビタミン剤出しておきます。」みたいな対応でした。

うん、ビタミン剤飲めば治るんやね。

飲みましたが、全く効果なし…。

病院の同僚には信頼できる人がいない(相談できない)

ここで大きな問題なんですが、僕には相談する相手がいませんでした。

職場の人間に信頼できる人がいなかったんです。

でも体調は悪くなる一方。

夜眠れないし、朝起きても仕事に行く活力が全く湧きません。

そこで初めて家族に相談しました。

カタオカ

仕事行くの、しんどいねんけど…。

看護師という仕事柄、自分の体調不良を家族に相談するのは正直恥ずかしかったですが藁にもすがる思いでした。

元看護師の母親に相談したところ、僕のことを心配していろいろ調べてくれていたみたいで…。

母親

あんたの症状、心療内科に行かなあかんわ。病院が悪いねん!

どうやら診察を受けた病院も悪かったみたいです。

おお、心療内科か。看護師やのにそんなんわからんかったな。

ようやく心療内科にたどりついた

ずっと内科的な不調だと思っていたのですが、母親に指摘されて精神的な問題かもと思い始めた僕。

カタオカ

僕、心療内科にかかるような病気やってんや!

正直衝撃でした。

新人看護師だった僕は病棟で「あなたは他の新人に比べて全然ダメ!!」とボロクソに言われて自己肯定感が下がりきっていたので、まさかメンタル疾患になっているかもなんて思いもしなかったんです。

心療内科に行き、

  • 自分が仕事の夢を見て夜中に目が覚めること
  • 仕事に行こうとしたら行けなかったこと
  • 仕事をたくさんやったこと

ゆっくりですが全部診療内科の先生に話しました。

下された診断は「うつ病」

僕の話を聞いた先生はゆっくりとこう言いました。

それは、うつ病の症状です。

仕事にはしばらく行ってはいけません。

家でゆっくり過ごしてください。

そして診断書を書いてくれました。

結局僕は、「うつ病」という病気になっていたようでした。

診断書的には「うつ状態」と書かれていましたが、やはり仕事を休んで静養が必要とのことでした。

母親

仕事なんかええから、休み休み!そんなん病院が悪いねん!!

母は僕のことを考えてこう言ってくれました。

休職?退職?うつ病で看護師の仕事ができなくなったら

職場には電話するのもしんどかったので、診断書を職場に郵送しました。

「落ち着いたら電話で連絡します」と手紙を添えました。

それから、朝・昼・夜と、うつ病の薬を飲み、合計半年ぐらい、家でのんびりダラダラ過ごしました。

しんどくなったら早めに心療内科に行こう

うつ病と一言で言ってもいろいろなタイプがあります。

気分の落ち込みが激しい場合もあれば、僕のように「眠れない」「体が動かない」など体の症状に現れる場合もあります。

体の症状がひどい場合には内科的な問題だと思い込んでしまい、正しい診断が遅れることもあります。

体の調子がおかしい場合は「もしかしたらメンタル疾患かも」と疑ってみてください。

カタオカ

看護師の僕も、まさか自分がうつ病だとは思いませんでした

医師の診断書があれば確実に休めます

「体はしんどいけど仕事は休めない」と思い込んでいる人はいませんか?

でもご安心ください。医師の診断書があれば確実に休めます。

カタオカ

診断書が出ているのに休ませなかったら大問題になります!だから絶対に休めます!

うつ状態になると正常な判断ができなくなって「もう倒れるまで働くしかないんだ…」などと思い込みがち。

でもお願いだからそこまでして働かないでください。

一度しかないあなたの人生がめちゃくちゃになってしまうもしれません。

「ちょっとヤバいかも」と思ったら早めに診断書を出してもらってとりあえず休職をしましょう。

退職するかどうかを決めるのは症状が落ち着いてからで大丈夫です。

カタオカ

うつ病で休職や退職をしたらこんな感じで傷病手当金や失業保険がもらえるので、お金のことは心配しなくていいですよ↓

ついに退職を決意!看護師1年目でブラック病院からおさらば

半年ほど休んで体調が回復した頃、僕はパワハラに満ちたあの病棟を退職することを決意しました。

体調は回復しても心のトラウマは一向に消えず、とてもじゃないけど復職できると思えなかったからです。

僕が1年目で病院を退職した理由

僕が退職した理由、それは一言でいうと「自分のため」です。

休職中のある日、ふと考えました。

カタオカ

仕事って何?何のため、誰のためにやってるの?

そう、仕事って自分のためにやっているんです。

家族のために踏ん張らなあかん部分もあるんですが、さすがに残業が100時間近い職場は家族がいても辞めた方がいいです。

体を壊してまで働く必要はないし、看護師にはみんな病院をやめる権利があります。

自分を大切にしてくれない病院で働くのはもうやめよう。

そう思って退職を決意しました。

新人看護師が1年目で退職する不安

退職を決めるまでは、

  • 1年目で辞めた看護師を雇ってくれるところなんてあるのかな
  • 最低3年は働かないとスキルが身に付かないって言うし、あと2年耐えた方がいいのかな
  • でも復職してもきっとまた病むだろうな

こんな思考が堂々巡りしていました。

でも結論から言うと全然大丈夫でした!

病棟看護師という縛りを解いたら不器用な僕にも働ける職場はたくさんあったんです。

以下では新人看護師さんにおすすめの転職先を紹介します。

カタオカ

急性期病棟や手術室などの特別なスキルが必要な部署を希望しないのであれば働ける場所はたくさんある!

1年目で退職した新人看護師におすすめの転職先

僕は急性期病棟を1年で辞め、その後はメンズ脱毛クリニック、精神病院を渡り歩き、今では保育園看護師として働いています。

最初の急性期病棟に比べると、どこも天国かと思うくらいラクで楽しい職場でした。

実際どんな感じだったのか体験談を紹介します。

カタオカ

このブログでは他にも働きやすい職場についても紹介しているので興味がある方はそちらもぜひ読んでみてくださいね。

>おすすめの転職先はこちら

ホワイトすぎたメンズ脱毛クリニック

ちょっと興味があるという軽い気持ちで脱毛クリニックに転職した僕を待っていたのは、びっくりするくらいホワイトな毎日でした。

  • 夜勤・残業ナシでQOL向上
  • 楽な仕事なのに高収入
  • 命にかかわらないので精神的に余裕がある
  • 格安や無料で施術が受けられる
  • 医療職以外の人との出会いがある

病棟勤務の時とは比べ物にならないくらいのホワイトさにただただ驚くばかり。

そして病棟では役立たず扱いされていた僕でも普通に働けたことで、「自分がおかしいんじゃなくて職場と相性が悪かっただけなんだ」と自信を取り戻すことができました。

詳細はこちらの記事↓

精神病院は向き・不向きはあるけどかなりおすすめ

とても気に入っていた美容クリニックなのですが、なんとクリニックが閉院してしまい…

次の転職先として精神科病棟を選びました。

その理由は新人看護師時代に同期の仲間がやつれたり病んだり退職していく中で、唯一「看護師楽しい♪」とイキイキ語っていた彼が精神科配属だったこと。

精神科ってなんかいいかもと思っていたので、僕も実際に働いてみることにしました。

精神病院で働いてよかったのはこんなこと↓

  • 患者さんとゆっくり話す時間がある
  • 気持ちに余裕があるからピリピリしない
  • 男性看護師が多いから人間関係が円満
  • 命に関わることが少ないからストレスが少ない
  • 夜勤があるから給料も良い

患者さんと1対1でしっかり向き合うことができる精神科は、学生時代に理想としていた看護ができる場所でした。

ただ、病院によっては認知症の人、知的や発達障害の人、統合失調症の人など適切な対応にスキルが必要な患者さんもおられます。

そのような患者さんへの対応スキルを学び、しっかり向き合える人にはとてもおすすめの職場です。

精神科の詳しい体験談はこちら↓

子ども好きにイチオシ!保育園看護師

最後に転職したのは保育園看護師。これは10年以上今も続けています。

実は僕、学生時代は保育士になろうか悩んだくらい子どもと関わるのが好きなんです。

登録していた転職サイトを見ていた所、保育園看護師の求人を発見!

夜勤アリの生活が年齢的にもライフスタイル的にも厳しくなってきていたこともあり、転職を決意しました。

カタオカ

保育園看護師はなかなか求人がない狭き門なので、見つけた時は思わず歓喜の声を上げてしまいました

保育園看護師の良い所はこんな感じ↓

  • 仕事内容が楽
  • 基本的に土日祝が休み
  • 夜勤がなく残業も少ない
  • 基本的に医療行為は行わない
  • 看護師は職場に自分一人なのでモメない

十年ちょっと保育園看護師として働いていますが、昇進・昇給もしっかりあるので今では年収600万円越え。

夜勤なし、日勤のみでこの給料は看護師の中でもかなり良い方だと自負しています。

↓保育園看護師について詳しく知りたい方はこちら

>おすすめの転職先をもっと見る

うつ病で退職した僕だけど今でも看護師をやっています

1年目に配属された急性期病棟でパワハラに遭い、うつ病になってしまった僕。

半年間の休養を余儀なくされましたが、思い切って転職した結果、今は保育園看護師として働きつつ幸せに暮らしています。

看護師として転職するときに自分の中で決めたことは以下の3点。

・自分の容量を超えるような仕事はしないこと
・無駄に残業はせず、自分の納得のいくときだけしか残業しないこと
・無理なことははっきりと断ること

うつ病になってから何年も経った今でも、これを守って仕事をしています。

今の時代なら、病名が「うつ病」ではなく、「適応障害」とか、「軽度不眠症」とか診断されるかも知れません。

でも病名は関係なく、しんどい時はしんどいんです。

自分の心と体が「ストップ!」と言っているなら、無理をせずお休みを取ることが大切です。

人には誰でも得意・不得意があります。

苦手な場所や水の合わない場所にガマンして身を置きすぎると、当時の僕のように身も心も病んでしまうリスクがあります。(あの頃の傷はまだ癒えなくて今でも服薬中です…)

カタオカ

未来のある新人看護師さんに僕と同じような辛い思いをしてほしくないっ!

だから、今の職場が辛い・自分に合わないと思うのであれば、自分に合う職場に転職することも視野に入れてほしいです。

最近の転職サイトは登録も利用も無料で、電話対応どころか最近ではLINEで対応してくれます。

強引な勧誘も無いので、まずは登録だけでもして、新たな職場に狙いを定めておくのもいいかと思います。

実際に転職はしなくても看護師転職サイトに登録をしておくことで、決意したときにすぐに行動に移すことができるし、仕事で辛いことがあっても「いざとなれば転職できる」と気持ちが楽になるはずです。

カタオカ

あなたに合う職場は絶対にありますよ!

\仕事しながらでも登録できる/

登録も利用も完全無料

やめたくなったらいつでも退会できる

自分たちは看護師!働く場所を選べる立場です!

そう、結局長い文章を書いて、何が言いたいかというと、

僕が出した「結論」

・給料だけ見て就職先を選ぶと大失敗する!
ちゃんとお休みとか取れるかな?

・辞めるときは、思い切って後先考えずやめる!
自分の身体が一番大事です

・頼れるものはなんでも頼る!
親でも、退職代行でも、助けてくれる人はたくさんいる

僕も辛い経験をしたからわかります

ですね。

給料だけ見て就職すると、割と地獄を見ることが多いです。

僕の義理の兄が薬剤師をしているんですが、給料は8桁あるんですが、血ヘドを吐くほど仕事してます。

今は偉くなったので、血ヘドは吐きませんが、部下の面倒を見て、髪の毛が後退しているそうです。

そして、仕事なんか、辞めようと思ったら、辞めてやったらいいんです!

僕のように違う世界が見えるかも知れないですし、辞めたら「こんなに楽やったんや」と思うこともなくなります。

なので、人生嫌なことも多いですが、楽しいことの方が多いです。

仕事なんか、結局、「楽しいことを楽しむための手段」に過ぎません。

仕事をしなくて、お金がなければ、ディズニーランドにも行けませんからね。

だから、ディズニーランドにいけるだけのお金を稼ぐだけでいいんです!

旅行に行くだけのお金を稼げばいいんです。

その方が、よっぽど、人生が豊かになりますよ。

そう、仕事なんか結局、人生の「オマケ」!
命を削ってまでやるものではない!
僕の出した最終結論です!

\とりあえす登録しとく/

登録も利用も完全無料

やめたくなったらいつでも退会できる

コメント

コメントする

目次