夢だった看護師にやっとなったのにこんな仕打ち…男ってだけでこんなに働きにくいなんて聞いてないぞ!
夢と希望、そして志を胸に看護の世界に足を踏み入れた男性諸君。
今の職場で「肩身が狭い」「辛い」と感じていませんか?
実際問題、女性が92%を占める看護師の社会で男性がのびのびと働くのは簡単なことではありません。
何を隠そう僕自身が女性の同僚看護師や看護師長からいじめられた経験があるんです…
でも今はいじめを乗り越えて、転職に成功!夜勤なしで給料600万円越えのホワイト看護師になりました。もちろんイジメもありません♪
この記事では、
- 急性期病棟でいじめられた実体験
- 転職をしてわかった男性看護師にとって働きやすい職場
について詳しく紹介します。
僕のように辛い環境を抜け出して、男性看護師として安心して働ける職場を探している人は最後まで読んでみてくださいね。
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男性看護師の僕がいじめられた実体験
男性看護師のみんな!今日も元気にいじめれてるかい?
いやいや、そんな感じじゃないですよねきっと…
僕は看護師として働きだして、「自分は看護師向いていないんちゃうか?」と毎日感じてました。
なんでかって?
それは、看護師になって師長やらお局やらプリセプターから理不尽に怒られたり責められたりする毎日やったからです。
そう、いじめられていたんです
ここでは、僕が体験した看護師いじめについて紹介します。(本当はあんまり思い出したくないけどね…)
僕が遭遇したいじめのリアル
まず、ろくに仕事を教えてもらえませんでした。
普通、1回言われただけじゃわからないこともありますよね。
でもそれが許されないんです。
ちょっとでも記憶が曖昧だと「前にも言ったねんけど?」とにらまれたり、そのくせ仕事中はメモすら取らせてもらえなかったり…
確かに僕はずば抜けて物覚えが良い方ではありません。
でもわからないことを教えてもらえないのは仕事をする上でかなりしんどい。
また、新人看護師にとってはすべてが初めての経験。
何がわからないのかもわからないくらい真っ白な状態なんです。
それなのにミスをすると「そんなん常識やろ?」と怒られることもありました。
何が常識かなんて、新人看護師にはわからない~泣
いじめを通り越して完全なる人格否定
いじめがエスカレートして行くと、先輩看護師から言われる言葉もどんどんキツくなっていきました。
- もういいわ。別の人に頼む
- この仕事向いてないんちゃう?
など、「もうここには居たくない」「仕事を辞めたい」と思うような言葉を何度も投げつけられました。
「あなたは仕事ができないから」と仕事ができるまで残業(もちろんサービス残業です…)を強いられる日々でした。
本当はこの段階でやめていればよかったんですよね。でも僕はガマンしてしまったんです。
毎日人格を否定するような言葉を言われ続けた僕は、次第に自分自身をキモい存在だと思い込み、「消えたい」と感じるようになっていきました。
ガマンしていたら適応障害とうつ病になっていました
職場いじめに遭いながらもガマンして働き続けた僕。
気が付いたら適応障害とうつ病になっていました
家でも仕事の悪夢を見るようになり、ホンマにヤバい状態になってました。
挙句の果てに上司からは「うつ病になった理由を説明して」と詰め寄られる始末。
その他にも突発性難聴になった時に「そんなん耳が聞こえ変だけやん」と言われたり…。
もう完全に暴言ですよね。
今だから言えるけど、もっと早く転職しておけばよかったです。
自分に合った職場に転職して今は幸せです
いじめる側は僕が傷つくことについて「男性看護師の試練」などと言って正当化していました。
いじめている意識ゼロ!
絶対に間違ってると思うけど…
辞めたいと毎日思いながら働いてました。
そんな僕ですが、うつ病になったのをきっかけに保育園看護師に転職。
僕にすごく合っていた仕事みたいで、今では毎日楽しく働いています。
求められる仕事で働くってこんなに楽しいんだっ!!
職場いじめに遭って辛かったけどやめられなかったのは、「看護師になるためにしてきた努力が水の泡になってしまうのでは?」と不安だったからなんですよね。
でも、実際にやめてみるとむしろいいことばかり!
- ブラック病院から解放された
- 人間らしい扱いをしてもらえる
- 自分と相性の良い仕事だからミスも少ない
- 求められて働くのが気持ちいい
このように転職をして僕の人生は明るくなりました。
夜勤がないぶん給料は少しだけ下がったけど、それ以上に仕事もプライベートも充実しているので全く問題ありません。
看護師は引く手あまたなので、働き口がなくなる心配はありません。
もし今の職場が辛いと感じているのなら、僕のように心身を壊す前に転職することを考えてみてくださいね。
男性看護師がいじめられやすい理由
女性が大多数を占める看護師の世界で、男性看護師はどうしてもいじめのターゲットになるリスクがあります。
僕の実体験や友だちの男性看護師から聞いた体験談を踏まえて紹介します。
女性特有のコミュニケーションがよくわからない
女性のコミュニケーションの取り方は独特で、男性の僕には気づかないことが多くあります。
例えばこんな感じ↓
- 目くばせだけで伝えるコミュニケーション
- 愚痴や陰口でのストレス発散
- 曖昧な表現が多くて何が言いたいのかよくわからない
- 突然話が飛ぶので聞いているだけでストレス
女性同士だったらあうんの呼吸でうまくいくことでも、男にはイマイチわからず「空気読めないよね」と反感を買う結果になりがちです。
はっきり言ってくれないとわからない!女性のコミュニケーションは難しすぎるっ
女性社会の中で孤立しがち
女性が大多数を占める職場の中で、男性看護師は「異物」とみなされ排除の対象となることがあります。
職場によっては男性看護師が1~2人しかいないこともあり、少数派の男性看護師はどうしても孤立しがちに。
女性看護師とコミュニケーションを取ろうとしても、話題についていけない、会話のテンションについていけないなどの理由から、職場友だちを作ることが難しい状況にあります。
辛くても職場に仲間がいればまだ救われるけど…。そもそも男性看護師が一人だけだと友だちも作れない 泣
「いじり」が「いじめ」に変わることもある
女性の中に男性が入ると、良くも悪くも目立つためいじられることがよくあります。
特に若い男性看護師は女性看護師にとって絶好のいじり対象です。
元々少数派で立場の弱い男性看護師は、「いじり」に対して思うことがあっても遠慮や気遣いから言えずにいることもあります。
その結果、相手は「まだいじっても大丈夫」と思い「いじめ」へとエスカレートしていくことがあります。
する側にとってはただの「いじり」でも、される側が不快に感じれば「いじめ」です。
いじめられやすい男性看護師の特徴
男性看護師が全員必ずいじめに遭うのかというとそうではありません。
僕の友だちでも、女性社会になじんでうまくやっている男性看護師もいます。僕は無理だったけど…
いじめられやすいタイプの人は職場選びに気を付けないと、いじめのターゲットになりやすいので要注意!
いじめられやすい男性看護師の特徴を知っておくことで防御線を張ることもできるので、自分に当てはまるかチェックしながら読んでみてくださいね。
新人の男性看護師
『経験が浅い』『男性』このふたつが重なると、いじめられる条件が揃ったといえるでしょう。
経験が浅い人に対して指導をするわけですが、忙しい中で指導をしていますので「1度言ったことは覚えて!」というのが先輩看護師の本音です。
さらに男性というイメージから来る「頼れる」「しっかりしている」という無意識の思い込みも手伝い、自信がない素振りがあると「頼りにならない!」と、どんどん厳しい指導へと変わっていきます。
不器用な男性看護師
- 要領が悪い
- ミスが多い
- 融通が利かない
上記のような男性看護師もいじめのターゲットになります。
看護師は基本的にまじめで面倒見が良い人がほとんどです。
ただ人員が少なかったり激務すぎたりする職場の場合、誰かがミスをするとその分他の看護師への負担が増えてあっという間にオーバーワークになってしまいます。
その結果、不器用な看護師がいじめのターゲットになることがあります。
余裕のある職場ならフォローしてもらえることでも、しんどい職場だといじめにつながる…
こんな職場はNG!男性看護師がいじめられやすい職場
いじめは職場全体の雰囲気や環境に左右されることもあります。
いじめの温床になりやすい職場の特徴を4つご紹介します。
女性看護師ばかりの職場
女性は同じような価値観を持っている人を安心・安全と理解し、グループを作りコミュニケーションを図ります。
しかし、違う価値観を目の当たりにすると「敵!危険!」と察知して排除しようとします。
多数の女性の中に男性が1人いることで、異物として認識されいじめに発展するのです。
もともとの人間関係が悪い職場
看護師はミスが許されない中で仕事をし続けるため、常にストレスにさらされています。
そのため、職場によっては人間関係がギスギスしていて一触即発状態の職場も多くあるんです。
そのような人間関係の悪い職場ではいじめも起きやすいです。
労働環境の良くない職場
雰囲気の良くない職場は少なからずあり、そういうところではいじめが起きやすいです。
看護師はギリギリの人数で仕事をしています。そのため、
- 有給を取りにくい
- 残業が多い
- 業務が過酷
このような状況が続くとフラストレーションは溜まり放題。
ストレスが溜まり過ぎると自分で感情がコントロールできなくなるため、イライラのはけ口として弱者に当たってしまうのです。
指導の行き届いていない職場
初めてのことはできませんし、自信がなくて当たり前です。
この時に適切な指導を受けられないと、わからないまま仕事を進めてしまうためミスが起こりやすくなります。
『怒られる→委縮する→聞けない→またミスをする→怒られる』
このループから抜け出せず、気づいた時にはいじめのターゲット決定
さらにこのような職場ではいじめをする職員を指導する人がおらず野放しになりがち。
そのため一旦ターゲットになったらとことんいじめられてしまいます。
男性看護師がいじめを乗り越えるための対策5選
いじめはいじめられる側ではなく、いじめる側の問題です。
辛いと感じたら自分を責めることなく、これ以上しんどい状況にならないように対策を講じましょう。
仲間を増やす
いじめに遭うと孤独だと思いがちですが、必ず味方になってくれる人がいます。
ひょっとしたら自分がいじめに遭う前にいじめられた人がいるかもしれません。
助けたいけれど何をしていいかわからないだけかもしれません。
ひとりでも良いので、味方になってくれる人を見つけていじめ対応の仲間を増やしていきましょう。
職場に仲間が見つからないときは僕が仲間になります!記事下のコメントやツイッターのDMなどからお気軽にどうぞ
ハラスメント委員や上司に訴える
2022年4月からパワハラ防止法がすべての事業所で義務化されました。
いじめは立派なハラスメントです。
いつ、だれに、どんなことをされたかを記録し証拠集めをしてください。
そして、それをもとに上司やしかるべき部署に相談をしましょう。
表に出ないような陰湿ないじめもあります。泣き寝入りをしているといつまで経ってもいじめは収まりません。
いじめでウツっぽくなっているなら診断書をとる
- 眠れない
- 食べられない
- 気持ちが落ち込む
このような症状が続く場合は、迷わず病院を受診してください。
責任感のある人ほど「まだ大丈夫」「辛いのは自分だけじゃない」と我慢しがちです。
その結果、鬱や適応障害などの病気になり仕事が続けられなくなるケースもあります。
これでは本末転倒です。
診断書があれば仕事を休むことも、周囲からの協力も得られやすくなります。
自分を守るためにも、いつもと違う心身の状態が続いたら専門家を頼りましょう。
転属願いを出す
大きな病院に勤めている場合は、異動願を出すのもいじめ回避の手段として効果的です。
同じ病院でも部署が変われば人間関係も気持ちもリセットできます。
時期によってはすぐに異動できないかもしれませんが、「〇月には移動できる」と終わりが見えると気持ちが楽になります。
ひとつのところで頑張り続けることが必ずしも良いこととは限りません。少しでも心が軽くなる方法を考えましょう。
転職する
ここまで述べた4つの方法で解決しない場合は、転職も視野に入れて動き出しましょう。
せっかく就職したのにやめるなんてもったいないと思う人もいるかもしれません。
でもそれは大きな間違いです!
なぜなら職場いじめをガマンして心身を壊してしまっては元も子もないからです。
看護師は人手不足なので、転職先は山のようにあります。
他の職業のようにやめた後に転職先が見つからないと悩む心配はありません。
実際に自分に合った職場を探して転職をする看護師は多く、キャリアアップの手段の一つとして当たり前に受け入れられる風潮になっています。
職場を選びを間違えなければ男性看護師が重宝される職場はたくさんあるということを知ってください。
あなたの存在、あなたの価値をもっと大切にできる場所が必ずあります。
男性看護師が働きやすい職場はたくさんある
いじめの原因はいじめる側の人間性やいじめが起きやすい職場環境にあります。
決してあなたのせいではありません。
とは言え他人を変えるのは難しく、転職で環境を変えるのが最短の解決策という場合もあります。
以下では男性看護師が働きやすい職場の見つけ方を解説します。
男性看護師が働きやすい科を選ぶ
男性看護師を求めている診療科として以下のような科があります。
- 精神科
- 手術室
- 脳神経外科
- 救急外来
- 小児科
- 整形外科
患者さんの介助が多いため力強い男性が重宝されますし、実際にこれらの診療科では男性看護師が多く活躍しています。
男性職員が多いため孤立感はないし、ストレスが溜まりにくい科と言えます。
男性看護師を必要としている職場を選ぶことで、働きやすさを手にれることができます。
自分の得意が活かせる職場・苦手なことをしなくていい職場を選ぶ
誰にでも得手不得手はありますが、できるだけ得意なことができる職場選ぶと良いでしょう。
得意なことは覚えるのも早いですし、やりがいを感じやすく気持ちも前向きになります。
得意なこと、苦手なことがわからないという方は、看護師になろうと思ったきっかけを思い出してみるのも良いでしょうし、努力しなくてもすぐにできたこと、楽しいと思えることを考えてみると整理されてきます。
生き生きと仕事をしている男性看護師は自信にも満ち溢れており、いじめのターゲットにはなりにくいですからね。
男性看護師がたくさん働いている職場を選ぶ
大学病院や地域の基幹病院は、規模が大きいため男性看護師も多く採用されています。
ひとつの部署に配属される男性看護師は少ないかもしれませんが、男性同士同じような境遇もあり部署を超えた交流が期待できます。
男性臨床工学士が関わる透析室や介護施設も男性職員が多いので、男だからという理由で孤立することはありません。
介護職員や生活相談員は男性も多いため、男性看護師だからといって特別な存在として扱われることはありません。
ただし注意点もあります。
男性看護師が多ければどんな職場でも良いという訳ではありません。中にはブラックな職場もあるからです。
せっかく転職するのにブラックな職場を選んでしまっては意味がありません。
でもブラックかホワイトかなんてどうやって見分けるんだ?
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男性看護師だからっていじめていい訳じゃない
残念なことに大人の世界でもいじめはあります。
看護職では男性というだけで目立ってしまうため、いじめの標的になりやすい現状があるのも確かです。
ですが、そんな理由でいじめられていい訳ありません!
何度もお伝えしますが、いじめはいじめる側の問題です。あなたが悪い訳ではありません。
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