脱毛クリニックの看護師はきついって本当？美容看護師に聞いたリアルを大暴露

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「忙しい急性期病院をやめたい」「脱毛クリニックに興味がある」そんな看護師さんは必見です。

急性期病院とは別世界な美容クリニック。そん中でも転職先として人気な脱毛クリニックのリアルな声を集めました。

この記事を読めば、脱毛クリニックのメリット・デメリットがわかりますよ。

あなたも勤務後に遊びに行ける、脱毛クリニックで働いてみませんか？

現役看護師に聞いた！脱毛クリニックのきつい仕事５選

カンタンで楽なイメージのある脱毛看護師ですが、実はきつい事も結構あるんです。

以下では実際に脱毛クリニックで働いた経験のある看護師さんに聞いた、きつい事やデメリットを紹介します。

土日も遅くまで仕事！友達や恋人と予定が合わない

脱毛クリニックは他の病院に比べて予約管理がとても難しいです。特に土日や祝日は予約が集中し、顧客の希望する日時に施術ができない場合がありました。それを調整しようとすると、時間帯やスタッフのスケジュールを考慮するなど、思いの外複雑な作業が必要です。予約が取れない患者さんをなだめるのは、けっこうストレスです。

普通のクリニックと違って完全予約制の脱毛クリニック。

お客さんは健康体でお仕事をされている方たちが多いので、どうしても予約は休日や17時以降に集中しやすいです。

遅い時間まで営業しているクリニックだと土日も遅くまで仕事があるのは意外なデメリットですね。

また希望の時間に予約を取りたいお客さんに強く要望を言われたり、予約が取れなくてクレームに対処したりするのは精神的な辛さがあります。

意外と多いクレーム対応

私が脱毛クリニックで働いていた頃、一番大変だったのはお客様とのコミュニケーションでした。脱毛治療が思ったよりも時間がかかると知ったお客様からの失望や怒りを受け止めることは、精神的にとても難しかったです。毎回説明するのですが、結果が目に見えて出るまでには時間がかかるということを理解してもらうのは大変でした。

顧客の理不尽なクレーム対応がきつかったです。例えば、当然のことながら脱毛は数回に分けて行うプロセスですが、一度の施術で結果を求めるお客様がいらっしゃいました。彼らにそれを理解していただくための説明が難しかったです。また、脱毛が進むにつれて毛の生えてくる周期が不規則になることを説明しても理解できないお客様もいて、そういった時は特に対応に苦労しました。

たくさんお客さんが来る脱毛クリニックなので良い人もいれば、変わった人もいます。接客業なので当然クレームも起こるのですが、罵倒してくる人もいましたし、遠回しに金銭要求してくるようなずるい人もいました。他にも出来ないことをやって欲しいと言ってくる人など。そういう変なお客さんに当たった時は大変でした。

脱毛の施術は簡単そうに見えて意外と高度なスキルが必要。

お客様一人ひとりの肌質や毛の状態に合わせて機械を変えたり照射の強さを変えたりする必要があります。

そのような配慮をしているにもかかわらず、施術の内容を理解していただけずにクレームに繋がってしまうとドッと疲れが出ます。

肌トラブルのある患者さんへの対応

肌トラブルに対する対応が大変でした。特に、敏感肌のお客様やアトピーを抱えるお客様の施術は、細心の注意を払わなければいけません。施術後に皮膚が赤くなるなどの問題が起きた場合、その原因を追求し対策を考え、適切なアフターケアを提供することが必要です。これらの対応するためには専門的な知識と経験が必要で、プレッシャーを感じることが多々ありました。

脱毛のライトは肌に優しいものを使ってはいますが、肌が乾燥していたりトラブルがある状態で照射すると悪化する事があります。ですのでお客さんがそんな状態で来るとお断りをしています。たまに、どうしてもやって欲しいと食い下がる人がいてその対応が大変でした。

急性期病棟とは違ったプレッシャーがあるのが脱毛看護師のきつい所。

適切な処置をするためには専門的な知識が必要なのですが、患者さんにはそこまで伝わらず…。

何度説明しても「どうしてやってくれないんですか！？」と食い下がる人がいると正直疲れることもあります。

デリケートゾーンの汚れがキツイ

施術前にきちんと綺麗にしてこないお客さんは苦手です。とくに、デリケートゾーンの施術の時ですが、『大』がおしりについたままの人が結構いました。臭いがきつくて辛かったです。

施術ルームに、お客様が使えるウェットティッシュを置いてあるのにデリケート箇所に汚物が付いている時は憂鬱な気分になります。毛があると絡まるから…ではなく、毛が薄くても大が付いてる人は付いてます。ニオイは仕方ないとして、事前の拭き取りはしてほしいなと思います。最低限のエチケットくらいしてほしいです。

VIOの施術のときは自分で剃れない部分は看護師が照射前に剃毛をさせてもらうことがあります。

それはいいのですが、大が付いたままの人は本当に多いです！（これは女性でも多いんだとか！）

患者さんは気づいていないようですが、正直キツイです…

長期出張が多い

出張があり、短くても1ヶ月知らない土地に行っていました。人間関係が良い所だと楽しいのですが、良くない所だと大変でした。またサロンによって微妙に接客の仕方が違うのですが、お客様からしたらいつもの流れと違うと不安がられると思うので、そのサロンのやり方を覚えるのが大変でした。

長期出張は人によっては旅行気分で楽しめるのでおすすめです♪

万が一人間関係が良くない所でも、短期間の仕事だと割り切れば耐えられます。

長期出張したくない人は転職時の条件をしっかりチェックしておくことをお勧めします。

きついだけじゃない！脱毛クリニック看護師のメリットとは

脱毛クリニックはきついこともありますが、もちろんメリットもあります。

1. 定時で上がれる
2. 夜勤がない
3. 穏やかな環境で仕事ができる
4. 接遇の能力が上がる
5. 無料・格安で施術ができる

以下で詳しく紹介します。

定時であがれる

病棟勤務ナースのあこがれ、定時上がり。

それはもう、すっぱりと定時に上がれます。

タイムカードの前で時間を待っている日もあるくらいです。

夜勤がない

クリニックですから、夜勤がありません。

夜勤がないと、ほんっっっとうに身体が楽！！です。

夜勤のない生活をしてみて、「人って夜は寝なくちゃいけないもの」なんだな、と痛感しました。

穏やかな環境で仕事ができる

脱毛クリニックでは業務内容にも精神的にも余裕があるので、スタッフのみなさんが落ちついてます。

医師のどなり声も、お局看護師の金きり声も、聞こえません。

ジャズが流れる空間で、静かに処置ができます。

接遇の能力があがる

脱毛クリニックは患者様たちの意識が高いですから、よりきちんとした接遇をしないとクレームになります。

日々きちんとした対応を意識していると、接遇の能力があがります。

接遇の能力が高くなると患者様の満足度も高くなって感謝をされるので、自己達成感ややりがいも感じることができます。

無料・格安で脱毛できる

新しい機器や技術を導入する時や新人さんが入ってきた時は、患者様に施術する前に技術の練習をします。

…そう、スタッフ間で練習台になります。その時の施術料はもちろんかかりません。

ほかの施術でも社員割引があるので、美容クリニックで働いているとどんどんキレイになっていきます。

　

脱毛クリニックの看護師に向いているのはこんな人

きつい事もあるけど良いこともたくさんある脱毛クリニックの看護師。

様々なタイプの看護師さんがいる中で「特にこんな人には脱毛クリニックがおすすめ」というポイントをまとめました。

美容に興味がある人

美容オタクとまではいかなくても、ある程度美容に興味がある人の方が楽しく仕事ができます。

新しい施術を学ぶときも興味がある分野の方が楽しく勉強ができるし、お客さんとの話も弾むからです。

給料が少し減っても自分の生活と人生を守りたい人

脱毛看護師は夜勤がないので、病棟勤務に比べるとどうしても給料が下がってしまいます。

その代わり定時で退勤できたり、生死にかかわるプレッシャーがなかったりと、精神的・肉体的負担はかなり軽くなります。

• 今の職場が辛くてたまらない人
• 人間らしい暮らしを取り戻したい人

そんな人は脱毛看護師に転職して人間らしい生活を取り戻しましょう。

責任感のある人

脱毛クリニックの処置は医療行為ですから、処置中や処置後の合併症の観察が必須です。

「クリニックだし楽勝♪」と舐めてかかる人はNG。プロとして責任を持って仕事ができる人が向いています。

脱毛クリニックの看護師はきついこともあるけどメリットが大きい

脱毛クリニックはプライベートゾーンにも関係する仕事なため、キレイなことばかりではありません。

でも、定時にあがれて、心と体力の余裕がでて、QOLは爆あがりします。

脱毛の知識も学べ、自らもきれいになれる、そしてプライベートが充実できる。

看護の仕事は病棟勤務だけではありません。

勇気を出して一歩踏み出せば、今とはまるで違う生活が待っています。

ぜひご自分の目で確かめてください。

あなたの転職、応援しています！