病棟でうつ病になって転職した僕が決めたこと【看護師やめたい!】

僕は、今、看護師免許を持ちながらサラリーマンをしています。

サラリーマンをするまでは、保育園看護師と保育士を兼務していました。
その前は急性期病棟でメンタルが削れるほど働いていました。

保育園に転職して、病院の激務に比べれば仕事は楽やし、なにより、今まで「死」と向き合う仕事をしていたのに、急に「生」に向かう仕事に変わり、「仕事ってこんなに楽しかったんや!」と思うようになりました。

でも、僕は病棟で勤務しているとき『うつ病』になったことがあります。
現在は回復して、普通に仕事をしていますが、薬は手放せません。

今日は、病棟で勤務しているときお『うつ病』になった僕の体験談を書いていこうかと思います。

この記事には、うつ病になった看護師の叫びに対する答えが書いています。

うつ病になった看護師たちの魂の叫び!

職場のストレスから逃れられない

今後看護師として働けるか?

うつ病になって転職できるのか?

退職後の金銭的な不安

もう私ダメかも〜…。

こういった叫びにお答えする記事を書いています。

答えを言ってしまえば、

・自分の容量を超えるような仕事はしないこと

・無駄に残業はせず、自分の納得のいくときだけしか残業しないこと

・無理なことははっきりと断ること

なんですが、うつ病なんかそんな一言で片付けれるものではありません。

なので、記事を読んでいただければあなたの悩みを少しは解決できるかな〜と思います。

目次

病棟で男性看護師として勤務しているときの理不尽な毎日

病院で務めてるときは本当に「理不尽な毎日」でした。

どれだけ仕事が来ようが、「残業せなあかんのは自分が仕事できないから」と思ってサービス残業をする日々。

持ち帰りで「新人やからこれやってきて」という理不尽なレポートもある。

そんなことを繰りかえしていると、夜寝ているときに、毎日、仕事の夢を見るようになりました。

毎日、「なんでこんな簡単なことができひんねや~!!!」と、先輩に怒鳴られてる夢を見て、夢だけならいいんですが、自分の寝言で起きる始末…。

それが夜中の3時で、そこから全く眠れず、朝を迎える。

そんな感じの症状が出始めました。

病棟での勤務が激務すぎてうつ病になったよ

初めは「疲れてんのかな僕?」ぐらいで思っていましたが、仕事に行っても、自分がいい時のパフォーマンスはできないし、先輩に怒られてより凹んでしまう日常。

うん、夢の中と同じ現象を病院で現実化してるんですね。

さすがに疲れてると思い、早く寝ようと思っても寝れないし、寝たと思ったら、仕事のことが頭から離れずまた寝言で目がさめる。

それが1か月ぐらい続いたある日、とうとう、仕事にいけなくなったんですね。
行こうと思っても、身体が思うように動いてくれないんです。

カタオカ

でも、今日、入浴介助あるし、レポート出さなあかんし、休まれへん…。

無理やり着替えて仕事に行こうとしました。
でも、行けませんでした。

そして、疲れているだけだと思い、職場に「体調が悪くて休ませてください。」と連絡を入れました。
幸い、ブラックな割に強制的にお休みは取れたのですが、自分の身体に起こっている変調が何なのかわからない。

カタオカ

僕の身体、どうなってんやろ?

とりあえず、朝は動けないので、昼から病院に行きました。

内科です。

内科の先生は「ああ、仕事しすぎで疲れているだけやね。ビタミン剤出しておきます。」みたいな対応でした。

うん、ビタミン剤飲めば治るんやね。

飲みましたが、全く効果なし…。

病院の同僚には信頼できる人がいない(相談できない)

ここで、大きな問題なんですが、相談する相手がいないんですね。
職場の人間に信頼できる人はいません。

そして、夜、寝ようとしましたがやっぱり夜中に目が覚めます。
朝起きても、仕事に行く活力が全く湧きません。

そこで初めて家族に相談しました。

カタオカ

仕事行くの、しんどいねんけど…。

家族に相談するのも、看護師の専門職として、自分の中ではありえなかったのですが、家族は自分のことを心配して、いろいろ調べてくれていたみたいで…。

母親

あんたの症状、たぶん、心療内科ってとこに行かなあかんわ。
病院が悪いねん!

どうやら診察を受けた病院も悪かったみたいです。

おお、心療内科か。
看護師やのに、そんなんわからんかったな。

自分のことは全くわかりません。
そして、

カタオカ

僕、心療内科にかかるような病気やってんや!

と、そこで知りました。

心療内科に行き、自分が仕事の夢を見て夜中に目が覚めること、仕事に行こうとしたら行けなかったこと、仕事をたくさんやったこと。
ゆっくりですが全部診療内科の先生に話しました。

すると先生が、

それは、うつ病という立派な病気です。なので、仕事にはしばらく行ってはいけません。家でゆっくり過ごしてください。

診断書をもらいました。

結局僕は、「うつ病」という病気、診断書的には「うつ状態」と書かれていましたが、やはり、仕事をお休みして、静養が必要とのことでした。

母親

仕事なんかええから、休み休み!
そんなん病院が悪いねん!!

母は僕のことを考えてこう言ってくれました。

ついに、うつ病で病院で働けなくなったよ!

職場には電話するのもしんどかったので、診断書を職場に郵送しました。

「落ち着いたら電話で連絡します」と手紙を添えました。

それから、朝・昼・夜と、うつ病の薬を飲み、合計半年ぐらい、家でのんびりダラダラ過ごしました。

休みをもらって最初の方は、自分の寝言で目が覚める時もありました。

でも、薬を飲んで、ゆっくり過ごしているうちに、割と眠れるようになりました。

本当に、のんびり何もせず、ダラダラと過ごして、自分のことを考える余裕ができた時に自分のことを考えました。

自分は仕事しすぎたのかも知れない。人の仕事まで引き受けて、しなくてもいい仕事までして、ちょっとがんばり過ぎた。

「できない」ということ自体、自分のプライドが許さない。

結局、自分の中の容量がオーバーしてしまい、頭と心がパンクした状態です。

あ、そうそう、うつ病で仕事お休みしたり病院辞めたりしたらこんな感じで傷病手当金やら失業保険やらもらえます。

病院をやめようと決意【精神壊れる】

僕もそうですが、みなさんも、ご自分が学生時代に思い浮かべていた「看護師像」とは全然違うから今現在病院をやめたいと思っていると思います。

死体みても平気やし、残業ばかりで精神やられそうになるし。

病棟の看護師さんは「白衣の天使」だと思ってたのに、実際の先輩や師長は「白衣を着た悪魔」に見えていると思います。

実際僕がそうでした。

がんばって急性期病棟で1年ほど働いたとき、ふと思いました。

カタオカ

仕事って何?
何のため、誰のためにやってるの?

そう、仕事って、自分のためにやっているんです。

家族ができたら、家族のために踏ん張らなあかん部分もあるんですが、さすがに、残業が100時間近い職場は、家族がいても辞めた方がいいです。

クソ上司に理不尽なことを言われたり、明らかにおかしなことを押し付けられることもあると思います。

そんなあなたは「病院を辞める権利」があります!

辞めても、今よりももっと精神的にも肉体的にも気楽な病院やクリニックは死ぬほどあります!

次の仕事何しようかな?もう病院で精神やられるのはイヤだし…。

とはいえ、なかなか「看護師自体」を辞めることは難しいかも知れません。

僕も今、看護師免許をちょっと生かしたサラリーマンをしています。

その前の仕事は保育園看護師で「保育士」も「看護師」も同時にこなすできる男でした。

母親

あんた、あんなに病院イヤって悩んでたくせに何ができる男や!

まあ、母の言うとおり仕事のできる男ではないですが、転職して「心は楽」になりました!

僕が今の仕事に出会ったのは、

こんな感じの看護師転職サイトに登録したおかげだと思っています。

ナース人材バンクの特徴

求人数が国内トップクラス
✅自分の希望する職場をリストアップしてくれる
✅ネットに載っていない非公開の病院を案内してくれる
✅求人掲載先と労働条件(給料や夜勤の回数)を交渉してくれる
✅コンサルタントの質が良い
✅病院の内部事情を教えてくれる

カタオカ

病院見学に行った時、担当者が自分の病院を「すごく働きやすい病院です〜!」とか言う場合があるので、そういう場面では転職サイトで病院の内部事情を知っといた方がいいです〜♪
 
転職サイトによっては転職を強制させられたり、自分とは合わない転職先を言ってくることもあるので、『ナース人材バンク』はそういう面では超オススメです!

看護師ってブラックすぎない?

この病院もうイヤだ!もっと自由に働きたい!

今の職場が、例えば鬼のような先輩や上司がいたり、ありえないサービス残業なんかを課せれれる、僕の務めていたブラック病院みたいな病院だったら、他の病院や比較的仕事内容が楽と言われているクリニック、さらには最近人気の美容看護師なんかを検討するのがいいと思います。

人間関係や残業時間、仕事の量は務める病院やクリニックによって変わるので、今あなたが働いているクソ職場よりもストレスフリーで働くことが可能です。

また、老人ホームや訪問看護など非常勤やパートとして働くこともできるので、ご自分の気持ちの整理がつかない場合は、週2~3回の勤務をして体調が整ってから正社員として働くといいと思います。

今の職場が大嫌いで、自分の看護師としてのスキルを落としたくない人は転職が一番手っ取り早いです。

それこそ、病棟からクリニックから、いろいろな看護師の職場を選べます。

新しい職場で、自分なりに頑張って努力した結果、お給料もアップしていったし、今は自信を持って仕事ができています。

うつ病になって仕事に復帰した僕が決めたこと

復帰して、自分の中で決めたことは、

・自分の容量を超えるような仕事はしないこと

・無駄に残業はせず、自分の納得のいくときだけしか残業しないこと

・無理なことははっきりと断ること

これを守るようにしました。
そして、うつ病になってから何年も経った今でも、それは守っています。

今もポケットの中には、うつ病になった時のなごりの薬が入っています。

容量と薬の成分は、限りなく「偽薬」に近いですが、今もお守りとして、朝・昼・夜と飲んでいます。

薬を飲んでいても、自分が落ち着けるならそれでいいと思っています。
中には「うつ病治ったなら、薬飲まなくても大丈夫じゃないの?」と思う方もいるかも知れませんが、薬を飲んでいるほうが、僕は落ち着けるし、薬を飲んで仕事のパフォーマンスが上がるなら、それでいいと思っています。

だから、薬も人前で堂々と飲んでいます。
「なんの薬」と聞かれますが「アレルギー!」と答えています。
他の人にも、無用な心配はかけたくないですからね。

今の時代なら、病名が「うつ病」ではなく、「適応障害」とか、「軽度不眠症」とか診断されるかも知れません。
病名は関係なく、心がしんどい時はしんどいんです。
自分の心が「ストップ!!」と言っているなら、無理をせずお休みを取ることも大切です!!

自分たちは看護師!自分で働く場所を選べる立場です!

そう、結局長い文章を書いて、何が言いたいかというと、

僕が出した「結論」

・給料だけ見て就職先を選ぶと大失敗する!
ちゃんとお休みとか取れるかな?

・辞めるときは、思い切って後先考えずやめる!
自分の身体が一番大事です!

・頼れるものはなんでも頼る!
親でも、退職代行でも、自分を助けてくれる人はたくさんいるよ!

僕も辛い経験をしたからわかります!

ですね。

給料だけ見て就職すると、割と地獄を見ることが多いです。

僕の義理の兄が薬剤師をしているんですが、給料は8桁あるんですが、血ヘドを吐くほど仕事してます。

今は偉くなったので、血ヘドは吐きませんが、部下の面倒を見て、髪の毛が後退しているそうです。

そして、仕事なんか、辞めようと思ったら、辞めてやったらいいんです!

僕のように違う世界が見えるかも知れないですし、辞めたら「こんなに楽やったんや」と思うこともなくなります。

なので、人生嫌なことも多いですが、楽しいことの方が多いです。

仕事なんか、結局、「楽しいことを楽しむための手段」に過ぎません。

仕事をしなくて、お金がなければ、ディズニーランドにも行けませんからね。

だから、ディズニーランドにいけるだけのお金を稼ぐだけでいいんです!

旅行に行くだけのお金を稼げばいいんです。

その方が、よっぽど、人生が豊かになりますよ。

そう、仕事なんか結局、人生の「オマケ」!
命を削ってまでやるものではない!
僕の出した最終結論です!

看護師転職・退職代行サービスの僕のオススメ

看護師転職のオススメ

カタオカ

うん、仕事辛いよね。
でも辞めれないって?
じゃあ、看護の転職サイトにとりあえず登録だけしとけばいいよ!
うん、時期が来ればきっと役に立つから〜!!

看護師ってブラックすぎない?

この病院もうイヤだ!もっと自由に働きたい!

退職代行のオススメ

看護師さん

退職代行サービスなんか聞いたことなかったけど、色々代わりにやってくれるのよね〜!
アイツの顔を見ずに辞めれることが最高!!

ニコイチ退職代行は退職を100%成功させる、何ならその日に辞めれるってところが他の退職代行とは一味違います。

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