看護師の過半数が今の職場に対して不満を持っていると思います。
僕の肌感覚では98%の看護師が「病院辞めたい」「看護師辞めたい」と毎日思いながら血ヘドを吐く思いで馬車馬のように働いていることと思います。
そして実際に「辞めたい」と伝えたら、人が足りないから無理って言われたり、退職できてもあと1年は待ってとか、どこから出したかもわからない理論を展開されます。
あの恐ろしい看護師長に「辞めないで」「人が足りない」と退職を止められると、「もう辞められないんちゃうか?」と辞めるのをあきらめてしまう方も多いかとお見受けします。
いや、実際に鬼のような看護師長に「退職」というワードを言うことができない人も多いと思います。
しかし実際辞めたいと思ってる職場で働くのはかなりしんどいし、看護に対するモチベーションも上がりません。

なかなか辞めさせてくれない病院が多いのが現状ですわな
退職できたとしても、円満退社でなく、予定よりも退職日を大幅に伸ばされたり、有給消化ができなかったりすることがあると思います。
そこで、今の職場を辞めたい看護師さんに向けて、絶対病院辞めてやると心に決めているあなたに刺さる記事を書きました!
・看護師が退職を引き止められた時の対処法
・看護師が仕事を辞めたい理由
・仕事を辞めるパターン
・看護師が仕事を辞めるなら退職代行サービスがおすすめな理由
この記事を読み終わった頃には、あなたはきっと退職に向けて動き出してることと思います。
看護師が退職を引き止められた時の対処法
看護師が「辞めたいです」と言えば、看護師長は本気(マジ)で引き止めます。
まずは、あなたが思う渾身の退職理由を伝えることが大事だと思います。
スキルアップ : 新しい看護の分野にチャレンジしたいです。この病院ではスキルアップできないので退職させていただきたいです
引っ越し : 家を買ったので引っ越しします
結婚 : 結婚して私に家を守ってほしいって言われました(夢の専業主婦ですね!)
妊娠:看護師をしていると負担が大きいので、出産するまでは身体を大事にしたいです
育児:子どもと過ごす時間を優先したいです
介護:介護に専念したいです
僕がひねり出せる退職理由を書いてみましたが、この理由を伝えても、退職に応じてくれない場合がほとんどだと思います。



いや、普通に辞めさせておくれよ!
引き留められた時の対処法は割とシンプルです。
の2つです。
退職の意思は曲げない
「退職する」という意思を曲げない、しっかりとした態度が必要です。
特に、退職する意思がぶれてしまうと、強い引き止めに負けます。
あなたの病棟の看護師長、いや、だいたいの看護師長は経験豊富で、素敵な言葉であなたの退職を引き止めます。
あなたは何を言われても、退職の意志を曲げない態度をとり、看護師長に、



本気やなこいつ
と思わせましょう。
「遅くても7月末に退職する」と自分の中で期限を決めてやればいいんです。
引き止めの理由は病院の人員不足がほとんどです。
あなたの代わりの人員は補充されるかも知れませんが、今度は、「入った人が慣れるまで」と言われ、いつまでも先延ばしにされます。



おいおい、代わり来とるがな!
とツッコミを入れるのは当然のこと、人員不足はあなたの責任ではなく「病院の管理者」の責任なので、自分の気持ちを優先させるほうが僕はいいと思います。
看護部長か人事課に相談する
看護師長に何度も「退職したい」と伝えても話が進まない場合は、看護部長か人事課に相談するといいかと思います。
看護師長が退職の手続きをわざと進めないこともあります。
ウソみたいなホントの話です。
看護師長の上司である看護部長が退職を受け入れたら、看護師長は納得するしかありません。



看護師長でもあんな鬼みたいやのに、看護部長のところなんかに行ったら~!!!
看護部長のとこなんか恐ろしくて行けませんね。
過去の僕でもムリでした。
で、僕がどうしたかと言うと、
看護部長には話しづらいし面識もないので、人事課に相談しました。
人事課が退職の引き止めは法律違反になると判断し、退職を受け入れる可能性が高いです。
退職を断られた事実は記録にする
退職を申し出た日から、退職を断られた事実は記録として残しましょう。
労働基準監督署や弁護士に相談するときに大切な証拠となります。
自分で日付と話し合いの内容を記録しましょう。
同僚には相談しない
看護師長の引き止めにあったら中のいい同僚に相談したくなります。
でも経験上、同僚に退職の相談するのは止めた方がいいと思います。
同僚があなたを引き止めるかもしれません。
せっかく病院を辞めようと思ってるのに、同僚に「辞めてほしくない」と言われたら、心が折れちゃうかもです。
相談するのは同僚じゃなく、病院と関係ない人、親兄弟、高校時代の友達とかにしましょう。
看護師が仕事を辞めたい理由
まあ、あなたが「病院辞めたい」やら「看護師やめたい」と思うのもムリはありません。
辞めたい理由が明確であれば、退職するときに理由を言いやすいですし、職場側も納得してくれる可能性も高いかと思います。
給料が少ない
看護師の平均年収は約490万円と一般サラリーマンの年収に比べれば高いと思いますが、思い出してください。
ほんとに血ヘドを吐くような激務、鬼のような上司、昼夜問わない労働環境、なんで残業つかないねん問題…。
はい割に合いませんね~。



給料が低かったら普通に仕事に対するモチベーションも上がらないですよね~。
求人サイトを見ると、今より給料の高い病院はゴロゴロあるので、今の職場よりも給料の高い他の職場を検討する人もいると思います。
実際ここで見てください。
なんか腹立ってきてうっかり登録したくなりますから。
家庭と仕事の両立が難しい
子育てをしながら、看護師として働くのは大変ですよね。
病院の勤務で疲れ果てて、家に帰ったら、次は子どもの面倒に家事をしなくちゃいけない。おまけに旦那がめんどくさいときたらもう。
ママさん看護師は、病院からクリニックに転職したり、仕事を一旦休職する看護師も多いです。
人間関係が悪くてストレスが溜まる
看護師は女性社会であるため、人間関係でギスギスすることはよくあります。
僕は男ですが女性社会でだいぶ長いこと生きてますので、そのギスギスを影からガクガクブルブル震えながら見てます。
病院によっていろんな看護の特色があったり、看護師はPTとかOTとかドクターとか、他のスタッフとも関わるため、人間関係は避けて通る事はできません。
こそこそ自分の悪口を言われることもあるので、そんなスタッフがいる職場は辞めてしまえばいいんです!
労働時間が長く残業代が付かない
ブラックな病院は残業代を付けてくれません。
僕が最初に就職した病院は、100時間残業したのに、残業代が1円も発生しませんでした。
そこまでブラックじゃなくても、残業を付けてくれなかったり、時給換算すると1時間1000円ちょっとしかなかったり。
残業が多ければ、帰って疲れてそのまま寝てしまうと、



えっ?もう朝なん??
なんてことがよくありました。
労働時間が長い上に残業代がもらえないなら、辞めてしまおう!と思う方も多いようです。
看護師として働きなくない
そもそも看護師として働きたくない人は多いはず。
看護師の仕事に対してやりがいを感じなければ、仕事は長く続きません。
看護師の他にも楽しい仕事がたくさんありますし、看護職だけにとらわれず、職業の方向転換をする方も多いです。
僕は「うつ病」を発症して、一度看護師を辞めました。


で、保育士免許を取って保育園で働き始めたのですが、結局「保育園主任保育士&保育園看護師」というわけのわからないポジションにいます。
でも、求人サイトで普通に仕事を探したので、今ではこの仕事に出会わせてくれた求人サイトには感謝しています。
「辞めさせてくれない」を100%解決する方法
「辞めさせてくれない」を100%解決する方法ももちろんあります。
法律をうまく利用する
一番スタンダードな方法かと思います。
そもそも、仕事を辞めさせてくれないのは法律違反です。
民法第627条では、退職意思を申し出てから2週間後に会社を辞められることになっています。
正社員の退職については、原則として会社の承認は不要なんです。
読むのめんどくさかったら飛ばしてください。
法律割とめんどくさいですからね~。
ここまで書いた法律のように労働者には「職場を辞める権利」があるので、退職させないのは法律違反になります。
ただし、ここまで来ると一人で抱え込まず労働基準監督署に相談したほうがいいと思います。
労働基準監督署へ相談することを職場に伝えるとどうなるの?
前もって「労働基準監督署に相談させてもらいます!」と職場に伝える方法があります。
労働基準監督署の介入を嫌がる職場がほとんどなので、退職を受け入れる可能性が高いです。
しかし「労働基準監督署に相談する」と言って退職が決まれば、退職まで働きづらくなるかもしれません。
退職届を内容証明で郵送する
看護師長や先輩のパワハラでもうあいつらの顔は見たくない!
辞めたいと伝えても聞いてくれない。
なんか周りもザワザワしだしたし。
職場に行かずに辞める場合は、退職届を職場へ郵送できます。
しかし、退職届を普通郵便で送ると、職場と「受け取った、受け取っていない」ともめるので、誰が誰に対してどんな文書を送ったかという記録を公的に証明できる「内容証明郵便」で送りましょう。
内容証明郵便は、郵送した記録と、受け取った記録も残る便利なサービスです。
送るのは退職願ではなく退職届。
退職届は労働者が「退職します」と決定したことを示します。
退職届を受け取ってから2週間より長く、労働者を職場に拘束すれば法律違反です。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
退職届を送った後は、法律に基づいて2週間後に退職となります。



こんなことしてあと2週間も働くの?イヤムリムリ!!
退職届を内容証明で送付した場合でも、有給休暇を使う権利はあります。
しかし退職届だけでなく、文書で有給休暇の申請が必要。
しかし、内容証明郵便は難しいのが現実です。
内容証明郵便を自分で行うと間違う可能性が高く、記録に残るので逆効果になるかもしれません。
どうしても辞めさせてくれない場合は退職代行サービスを利用する!



職場へ行きたくないし、看護部とも人事課とも話したくない!
でも労働基準監督署?内容証明郵便?
う~ん、わからないし、そもそもめんどくさい!!
そんなあなたにオススメなのが「退職代行サービス」です!
退職代行サービスとは?
退職代行とは、労働者が会社を退職したいと考えた時に、労働者に代わりに退職の処理を行ってくれるサービスの事です。
「仕事を辞めさせてくれない」「上司に退職を伝えるのが怖い」「自分の思いを上手く伝えられない」など退職を円滑にできないあなたにおすすめのサービスです。
退職代行なら即日退職も可能!
価格は3万円~5万円が相場で、少しお高いような気もしますが、有給消化のサポートがある業者もあるので実質プラスになる可能性もあります。
看護師だけでなく、自衛隊や警察官、夜のお仕事の方など様々な職種に対応しているので、看護師にも絶対おすすめできるサービスです。
退職代行サービスのステキなメリット4つ
心理的負担の少ない状態で退職できる!
一般的に退職する場合は、自分で退職の話を切り出して、上司に思いを伝えなければいけません。
しかし、多くの場合が、



もう少し考えてみよう。
異動ではダメなのか?
など上手く看護師長や看護部長に丸め込まれる事が多いでしょう。
その中で退職を押し切れば退職できますが、会話の中でトラブルになる可能性もあります。
退職代行を利用すれば、自分の代わりにプロが退職の意向を会社に伝えてくれます。
話す手間が省けますし、上司からパワハラを受けているのであればなおさら利用する価値があります。
退職代行を使えば必ず退職できる!
退職代行を利用すれば100%退職することが出来ます。
これは民法627条にある法律上の取り決めによって決められています。
さっきも書きましたが「労働者には退職する権利がある」という事です。
なので部下と上司の立場を利用して、退職を取り下げる行為は法律違反なんです。
退職代行サービスではこの法律を上手く利用してスムーズに退職させてくれます。
また退職代行サービスの退職できる割合も100%なので安心です!
苦手な看護師長や看護部長の顔を見ずに退職できる!
退職代行サービスを利用する理由で多いのが、



クソ看護師長の顔も見たくない!
辞めると伝えること自体めんどくさい!!
というケースです。
毎日怒ってくる先輩や看護師長の事は当然嫌いだと思います。
あとは勤務が忙しくて退職を伝えるタイミングに困る事もあると思います。
退職代行サービスを利用すれば、最短で利用した翌日から看護師長や先輩の顔を見ずに退職することができます。
先手必勝なので看護師長や先輩からネチネチ言われるのを聞くこともなく退職できます。
退職代行サービスは3万円~5万円が相場ですが、それ以上のメリットがあります!
退職後のトラブルを回避できる
退職代行サービスを利用して会社から訴えられないか、損害賠償を請求されないか心配される人もいると思います。
でも安心してください。
これは労働基準法第16条で定められています。
「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない(労働基準法第16条)」
まあ退職代行にもデメリットもあります
・料金がかかる(3万円~5万円が相場)
・職場との関係性が悪くなる
・悪質な退職代行業者が存在する
まあこんなとこですかね〜。
でもね、



退職代行サービスに抵抗がある人も多いですが、退職代行をさせるほど労働者を追い込む職場の環境が悪いと思います!!
退職代行サービスを利用すれば、今の心が締め付けられるような最悪の生活から抜け出す事ができます。
あと、看護師長や看護部長や人事課とトラブルを起こすことなく退職できるので、僕は退職代行絶対おすすめします。
あなたが大嫌いな病院を辞めるためのまとめ
ブラック病院でも退職可能
ここまで書いてきたように、ブラック病院でも退職可能です!
ブラック病院なら退職願を出しても、今まで書いてきたように退職させてくれない可能性大です。
退職代行サービスはその道のプロが、退職するまですべてお任せですし、100%高確率で退職することができます。
もちろんブラック病院特有のサービス残業代の請求も可能です!
有給をすべて使って退職できる!
そして退職で一番不満が残るのが、有給をすべて消化させてくれない事です。
残ってる有給休暇をすべて使わせてください!ってメンタルが強くても言いづらいですよね。
勤続年数が多ければ、有給休暇日数が40日以上ある場合もあるので、辞めるときにはすべて消化したい方が多いと思います。
退職代行サービスなら有給休暇の取得のお手伝いもしてくれるので、自分の権利である『有給休暇』をすべて受け取る事ができます。
退職の話でトラブルにならない!
退職願を出したのに、看護師長に勝手に保留されていたり、きつい言葉責めに遭うこともあります。
退職代行サービスなら退職に関するトラブルが一切ないので、トラブルを避ける事が可能です。
もう病院なんか辞めちゃえばいいんだよ!!
病棟勤務が辛いなら病院を辞めるのが一番かと思います。
看護師が辛いなら看護師を辞めるのも選択肢です。
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