一般病棟の過酷な勤務、女性だらけの面倒な人間関係で、
看護師辛い!
看護師なんかなるんじゃなかった!
自分の居場所がない!
そんなこと悩んでませんか?
僕は小さな頃から看護師になることが夢でした。
辛い実習、国試の勉強を努力で乗り越えてようやく夢が叶い、憧れの看護師になることができました。
これからたくさんの患者様の命を救っていく看護師になろう!
そう心に誓ったのですが、現実は厳しかったです。
毎日、記録記録で患者様と向き合うよりもナースステーションで記録をしている時間の方が長く、女性看護師の面倒な人間関係にだんだん疲れていき、
看護師やめたい!
別の仕事に転職したい!
そんなことを考えていました。
小さい頃からの夢だった看護師の仕事に絶望して精神的にも病んでいた僕を看護師としてもう一度輝かせてくれたのが、
精神科での看護師でした。
・もう女性社会の中で働きたくない
・残業残業で自分の時間がない
・命に直結しない楽な医療現場にいきたい
・自分が必要とされる場所で働きたい
・QOLを上げたい
そんな看護師さんには精神科看護師をオススメします。
せっかく辛い実習、国試を乗り越えてきたのですから看護師を辞めることなくあなたが輝ける職場がきっとあるはずです。
「看護師辛い」とか「精神科で働きたい」とか、そんなこと考えてる一般病棟勤務の看護師さんは是非、今回の記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
精神科病棟にに配属されるまでの経緯
僕は急性期病棟から転職して美容クリニック、そして精神科へ転職しました。
まずは、僕が精神科に異動することになった経緯について紹介したいと思います。
やる気に満ちていた入職当初
これからたくさんの患者様の命を救っていく看護師になろう!
そう誓って僕は入職しました。
入職前のイメージトレーニングでは、ドクターに対して臆することなく、
・患者様の検査データが悪化しています。
これは〇〇の兆候だと思います。
・患者様は余命を望んでいるんじゃありません。
もっと患者様に向き合って下さい!
などと意見を言い、先輩看護師に対しても、
看護はナースステーションで行われているんじゃない。
ベッドサイドで行われているんだ!
某刑事ドラマの様な熱い名言をいつ言おうかと考えるほど「患者様の命、病院を変えられる凄い看護師になろう」とやる気に満ちあふれていました。
今思うと恥ずかしいくらい看護師と言う仕事に夢をみていました。
看護師の仕事に絶望して居場所がなくなった
そんなやる気先行の僕の思いでしたが、入職して1ヵ月経った頃にはすでに看護師としてのやる気は消えていました。
ドクター、先輩看護師の言いなり、記録記録に追われてずっと詰所で作業。
当たり前のように朝から晩まで残業で残り、休日は疲れて寝るだけ。
先輩看護師からは、
あなたは仕事が遅い
他の新人に比べて成長できてない
一体何ができるの?
あなたと一緒だと疲れる
など、毎日のように罵声を浴びせられ、
看護師向いてない。
自分の居場所がない。
自分はダメな人間だ。
と、自己肯定感がすっかり下がってしまいました。
ずっと憧れていた看護師の仕事ってこんなに過酷な世界だったんだ。
通勤時、退勤時毎日泣いていました。
新人看護師の中で唯一の勝ち組同期がいた
新人看護師がどれだけ生命力の弱い最弱な生き物であるかは、看護師なら誰でも知っていると思います。
職場に行けば毎日怒られ、患者様の力になれずただ先輩の後をついていくだけ。
夜遅く家に帰っても勉強勉強で短い睡眠時間。
医療に関する勉強だけではなく、看護師特有の業務、雑務を頭に叩き込み、この先輩はやばいなど人間関係も覚えなくてはならない。
世の中で1番辛いのは自分なんじゃないか。
そう常に考えて毎日が本当に憂鬱でした。
そんな中で、同期とのLINEのグループがストレスのはけ口となり僕にとってのオアシスでした。
今日はこんな理不尽なことされた!
今日はサービス残業5時間。
何で看護師になったんだろうね?
看護師やめたい…。
こんな言葉が飛び交う中、とある同期が、
看護師楽しい!
看護師になってよかった♪
新人看護師にはありえない発言をしていました。
彼は、他の同期と違い、やつれている感じもなく、肌ツヤも良く、毎日僕たちよりも遅く出勤して定時には帰っていました。
その同期が配属された部署は、精神科でした。
イキイキと精神科で働く同期
一般病棟の同期は、げっそりと覇気が無くなってきているのに対して、1人だけイキイキとしている精神科配属の同期。
看護師の仕事に絶望していた僕は、精神科配属の同期に話を聞いてみると、
・仕事が楽♪
・男性看護師が多くて人間関係最高!
・残業ナシ
・家で勉強したことない
僕の病棟とは大違いでした。
彼は僕と違い、「患者様の命を救う凄い看護師になろう」という考えは始めから無く「ストレスなく働ける場所で働きたい」そう考えて精神科配属を希望していました。
「患者様のために」という気持ちがなくなり、看護師の仕事だけではなく、生きることが辛いと感じていた僕にとって、精神科看護師の仕事は僕にとって憧れの職場になりました。
このままでは自分が壊れてしまう
精神科で働きたい
楽な部署のほうが絶対いい!
新人看護師の中で唯一、活き活きとしている同期に感化されて僕もなんだか精神科で働きたくなってきました。
え?急性期病棟とこんなに違うの?精神科看護師になってやりがいを見つけた!
僕が辛かった急性期病棟を経て、美容クリニックに転職して、クリニックが倒産したときに真っ先に思い出したのは『精神科のこと』でした。
同期の話を聞いてから数年、期待に胸を膨らませて精神科看護師へと転職しました。
精神科で僕は、水を得た魚の様に活力が生まれて「看護師辛い」「人生辛い」と思っていた僕に「看護師になって良かった」「生きていて良かった」と、大袈裟ででなく本気でそう思わせてくれたのが精神科看護師への転職でした。
精神科看護師になった僕の体験談を紹介します。
精神科看護師は楽って本当?
まずは、精神科看護師の1日の流れについて紹介していきます。
このように単調な業務内容です。
命に直結するような疾患の患者様はいないので基本的に医療行為はほとんどありません。
患者様とコミュニケーションを図り、精神的なケアをしていきます。
1日のやることを話すと、
精神科は楽って聞くけどほんとに楽なの?
人によるけど、楽しようと思えばいくらでも楽できる病棟やね♪
と、答えています。
僕も精神科に異動する前は楽したいから精神科で働きたいと考えていました。
精神科病棟は一般病棟の看護師にはない働きがいのある職場環境だと思います。
「一般病棟に居場所がない」「看護師の仕事に悩んでいる」と悩んでいるのであれば、思い切って精神科病棟へ転職することをオススメします。
今の職場が辛いと感じるなら、辛い職場から抜け出すために僕のように「転職」して幸せになる方がよっぽいいです〜☆
精神科看護師に狙いを定めるには働きながらでも登録できる求人サイトがオススメです。
求人サイトを選ぶポイントは、求人数の多さが重要です。
中でもナース人材バンクは求人数がめっちゃ多いので、精神科看護師の求人もたくさんあります。
だから求人情報をたくさんチェックしたい人はナース人材バンクに登録しておけば間違いないです。
精神科看護師になって自分が必要とされていると実感した
一般病の時は自己肯定感が下がりっぱなしで、看護師なんてなるんじゃなかったと毎日のように感じていました。
人生が本当に辛かったです。
僕は生きている価値がないんだ。
誰の役にも立てないダメな人間なんだ。
人間として欠陥だらけだ…。
このように思っていました。
しかし、精神科看護師になって患者様と真剣に向き合っていく中で、自分が関わった患者様が少しずつ元気になっていく姿を見て自己肯定感が段々と上がっていきました。
「あなたと話していると元気が出る」
「顔を見るだけで安心する」
「次はいつ出勤してくれるの?」
看護師として、1人の人間として自分が必要とされている。
こんなにも嬉しいことはありませんでした。
精神科病棟には様々な悩みを抱えた患者様が来院してきます。
仕事で上司のいじめにあって自殺未遂をして入院された患者様もいました。
僕も以前の病院で自己肯定感をなくして人生が辛いと感じ、そしてうつ病になったので、患者様の話を共感して聞くことが出来ました。
辛かった病棟時代の経験も誰かの役に立つんだ!
僕だから救える患者様もいる!
小さなころから憧れていた、患者様を救う看護師になれる。
夢に近づいた気がしました。
精神科看護師になってQOLが向上していった
一般病棟では、毎日サービス残業。夜遅くに帰って予習復習して疲れて寝るだけ。
休日も仕事のことを考えてブルーになり、何もやる気が起きずにダラダラと1日が過ぎて心身ともに不健康な人生を送っていました。
でも、精神科看護師になったら、
仕事以外の時間は自分の好きなことだけを考えて時間を使うようにしていきました。
仕事では心病める患者様と接しているので、暗い話や辛い話を聞くことが多くなっていたため、普段は出来るだけ自分自身の心の安定を図ろうと努めていました。
睡眠時間を確保して、ストレスがなくなったことで肌ツヤがよくなり、活気も出てきました。
看護師辞めなくて良かった!
人生ってこんなに楽しんだ♪
精神科に異動して僕の人生は好転しました。
精神科が向いている看護師の特徴(誰でもウエルカム)
僕にとって精神科の看護師は天職でしたが、もちろんどなたにとっても天国な職場ではありません。実際に向き不向きがあるため精神科勤務経験のある僕が精神科看護師が向いている方とそうでない方を紹介します。
人と関わることが好き
まず大前提として、人と関わることが好きだということです。
一般病棟でも対人間の仕事ですが、どうしても人だけではなく、病気を診ることの割合も多いと思います。精神科では、一般病棟よりも対人間の割合が多いと実際に働いて感じました。
人の悩みを聞いたり、コミュニケーションを取ることが苦手な方には向いていない職場環境です。
精神的な疾患を抱えた患者様が入院をしているので、なかなかこちらの想いが伝わらなかったり、相手の言動が理解できないことも多々あります。
そんな状況でも、患者様に向き合い、少しでも精神面のケアをしていこうと努めることのできる看護師には、やりがいのある職場だと思います。
口下手だけど大丈夫かなと考える看護師も多いと思いますが、心配はいりません。患者様の想いに耳を傾ける傾聴が最も大事だと実際に働いて感じました。
人とじっくりと関わることが好きな看護師には是非、精神科看護師への転職をオススメします。
精神科以外の看護師としてのキャリアアップを考えていない
僕が、精神科への転職で1番不安だったことが、
精神科に行ったら看護技術が身につかなくなって今後他の科に行けないんじゃないか?
という不安でした。
実際に精神科に異動して、学生時代に頑張って勉強した知識や急性期病棟や美容クリニックで身につけた看護技術を使うことは格段に減りました。
僕が転職した精神科では、採血や点滴などの処置はありましたが、他には特別な看護技術は必要ありませんでした。
一般病棟で頑張っている同期の看護師に比べると、看護師としてのスキルアップの面では劣ってしまいます。
でも、精神科看護師としてずっと頑張っていきたい、他の科で働く予定はない、と考えているのならば問題ないと思います。
精神科看護師は実際に楽です。
僕もそう思っていましたが、実際はとっても奥が深い分野です。
精神科認定看護師など精神科の専門分野を極めて特化していく道もあります。
看護師が辛いなら看護師辞める前に精神科で働いてみてはどうですか?
今回は、僕が精神科で働くことになった経緯と精神科看護師の実際について紹介しました。
楽そうだから精神科で働きたい!
という看護師にとって精神科はいくらでも楽できる環境だと思います。
僕も辛い一般病棟から逃げ出したい、楽したいという考えで精神科病棟に異動しましたが、精神科看護師になって看護師として失われていた自信、やりがいを見つけることが出来ました。
慌ただしい緊張感のある医療の現場ではなく、じっくりと患者様と向き合って患者様のケアをしたいという方にとっては非常に働きがいのある職場環境だと思います。
僕は、一般病棟で「使えない」レッテルを貼られて、看護師という仕事が嫌になっていましたが、精神科への異動で「必要とされている」と実感することで自己肯定感を上げることができました。
看護師辛い。人生が楽しくない。そう悩んでいる方は、精神科へ異動、転職を考えてみてはいかがですか?
きっと看護師としてのあなたを必要としてくれる患者様がいるはずです。
あなたにしか救えない患者様が待っています。
精神科看護師への転職を絶対に成功させる方法
とにかく、看護師転職サイトに登録だけしとけば、
と、決意したときにすぐに行動に移すことができるし、何より、
今の病院と待遇全然ちゃうやん!
というのが体験できると思います。
あなたの転職、一番応援していますよ♪
もう、看護師に夢も希望もない~!
って思ってる方はぜひ、いろいろなことを視野に入れてもいいかもです。
今の職場が辛いと感じるなら、辛い職場から抜け出すために僕のように「転職」して幸せになる方がよっぽいいです〜☆
精神科看護師に狙いを定めるには働きながらでも登録できる求人サイトがオススメです。
求人サイトを選ぶポイントは、求人数の多さが重要です。
中でもナース人材バンクは求人数がめっちゃ多いので、精神科看護師の求人もたくさんあります。
だから求人情報をたくさんチェックしたい人はナース人材バンクに登録しておけば間違いないです。
コメント