ネタ切れ | 保育園のほけんだよりを書くときに役に立つ本


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突然ですが、毎月ほけんだよりを書くとき、困ってませんか?

そう、書く内容。

いわゆる「ネタ」ですね。

保育園だよりも、クラスのお便りもそうなんですが、ほけんだよりは、前の月にインフルエンザなどの感染症が流行しない限り、とんでもなくネタ不足に悩まされます。

クラスだよりは、クラスであったことを書けばいいのですが、ほけんだよりは本当に書くことがない月は書くことがないです。

そんな、ほけんだよりに書くことのない月にでも困らないように、ヒントになるようなことを今日は書こうと思います。

目次

保育園のほけんだよりを書くときに役に立つ本

本のタイトルは「年中使える!きちんと伝わる!楽しい!ほけんだより イラスト&文例集」と言います。

ナツメ社という会社から出版されています。

この本のいいところは、とにかくイラストがかわいい!

そして、ほとんどのページがカラー刷りなのでとてもテンションが上がります。

内容も、各月のほけんだよりももちろん載っています。

そのまま使おうと思えば全部コピーして使えます。

あとは、テンプレートが豊富でテンプレートを組み合わせるだけでもほけんだよりが1枚完成します。

付属のCDがスゴイ!

そして、この本にはCDが付属しているのですが、そのCDの中には、先ほどの各月のほけんだよりや、テンプレートまでもが入っていいるので、パソコンでCDの内容をコピーして、WordやExcelに張り付ければOK!

この本とCDだけでほけんだよりが完成してしまいます。

僕は、この本の文例集を参考にほけんだよりを作ることが多いです。

僕がほけんだよりを作る時には

僕の場合はテンプレートをコピーして使うというよりも、テンプレートの中の文章の使えそうなところを抜粋して、使うことが多いです。

でも、基本的には保育園で起きたことや、今後予想される感染症のこと、検診のことなどをベースとしてほけんだよりを作ります。

なので、ベースとして書けることをメモなどに書き留めておいて、「ああ、先月こんなことがあったな~」と思い返しながらほけんだよりを書くと、すごくスムーズに書けることが多いです。

健康・病気のおたより文例

ひかりのくにから出版されている「健康・病気のおたより文例」は、僕がほけんだよりを書くために初めて買った本です。

内容的には少し古いですが、今でも使える内容が多くて重宝しています。

現在は、最新版の


このような本が出版されていて、内容も現代に沿うように書かれています。

また、この本にもCDが付いていて、本の内容をそのまま使えるどこかで聞いたことがあるようなシステムを採用しています。

ほけんだよりを書くための基本は「保育園保健」にあり

ほけんだよりのベースになるのは日々の保育園での看護師としての仕事、「保育園保健」が基本となります。

僕はこの仕事をして20年近くになるので、感覚で保育園保健をしていますが、保育園看護師としての経験が浅かったりすると、「あ~ほけんだより何書こう??」というよりも「保育園看護師ってどんな仕事なの?なんとなくこの仕事してるけど…。」という方もいらっしゃると思います。

そこで役に立つのが、

この本です。


赤ちゃんとママ社から出版されています。

本のうたい文句が「はじめてでも ひとりでも 自信をもって保健活動にあたれます」ですから、保育園看護師のバイブルと言っても過言ではありません。

僕も1冊持っていますが、毎日の保育園保健のことがしっかり書かれているのでとても参考になっています。

直接的にほけんだよりを書くのに使えるわけではないですが、自分の保育園保健のスキルを上げて、スキルを上げることによりほけんだよりが書きやすくなるというオマケがついてきます!

ほけんだよりを書いても園の保育士に理解してもらえないことも多くあると思います。

しかし、自分をしっかり持って、書きたいことを書く、保護者さんに伝えたいことを書くというのは、ベテランでも保育園看護師駆け出しだとしても変わらないと思います。

自分の気持ちを思いっきり乗せてほけんだよりを書けば、きっとうまくいきます。

応援しています♪

このようなご質問をいただきました。

看護師さんより

はじめまして。
わたしはNICUに5年半勤め、その後出産を機に退職し、現在2人の子育てをしています。

支援センターの保育士さんと接しているうちに保育士に憧れて、保育士試験を受験し、つい先日実技試験まで終了しました。まだ結果待ちでドキドキです。これから保育園看護師として働くことも考えている中でこのブログを拝見しました。とっても参考になります!

ひとつお伺いしたいのですが、病棟から保育園へと転職されたとき、熱性けいれんや突発の事故などの救急処置、園の衛生管理の方法などについて先生はどのように勉強されましたか?実際の現場で自分では対応しきれないのではという不安が大きいので、何かアドバイスいただけると嬉しいです!

というご質問でした。

本当にご質問いただけると嬉しい限りです!

保育園の衛生管理と参考にした本について

はじめまして。わたしはNICUに5年半勤め、その後出産を機に退職し、現在2人の子育てをしています。

A:いや~!凄いですね~NICU!
僕なんか、病院でちょっとしか働けず、今の仕事してますから、最前線のお仕事には憧れますね~。
って、今の僕の仕事も、割と最前線なんですが、方向性が違うので、ステキ!と思ってしまいます。

支援センターの保育士さんと接しているうちに保育士に憧れて、保育士試験を受験し、つい先日実技試験まで終了しました。まだ結果待ちでドキドキです。

A:地域支援センターとか、保育所とかの保育士さんを見ると、保育士に憧れますよね!わかります。
僕は、憧れてというより、負けるか!と思いながら試験を受けた身ですので、動機もステキですよね。

これから保育園看護師として働くことも考えている中でこのブログを拝見しました。とっても参考になります!

僕のブログ見ていただいて、参考にしていただくなんて、恐縮してしまいます。

ひとつお伺いしたいのですが、病棟から保育園へと転職されたとき、熱性けいれんや突発の事故などの救急処置、園の衛生管理の方法などについて今川さんはどのように勉強されましたか?

もう、10数年以上前の話ですが、病棟から、保育園へと華麗なる?転身を遂げ、給料が激減し、気絶しそうになった思い出が蘇ります…。いや、勉強でしたね。本当に不安でした。でも、いざ保育園で働き始めると、実際そんなこともなくて、仕事しながら覚えていくことが多かったですね~。

実際に参考にしたマニュアル本について

で、本も買って、勉強しましたが、


この本は、保育園看護師の一昔前のマニュアル的な本です。

今は、


それから、この本は、子どもの病気を理解する上で、とても参考になります!

保育園看護師の保育園衛生管理

今はネット環境も充実してるので、わからないことは調べたり(要らない情報もあるので、切り分けは必要ですが)できます。

園の衛生管理に関しては、現代でも調べても出てこないことが多いです。
職業的に、保育園看護師という仕事をやってる人が少ないので、当たり前といえば当たり前なんですが、この辺も、本を読んだりしつつ、園で、「これはあかんやろ!」っていうものを、自分で改善していくってことが多いですね。

もちろん、前任者がいれば、前任者のやり方を真似しつつ、自分なりにアレンジしていくとか、もし、保育園初の保育園看護師なんかだと、自分の感覚で切り開いていくことになると思います。

で、覚えておくといいのが、病院では絶対清潔操作だが、保育園では絶対清潔操作は不可能なので、「なるべく清潔操作」で気持ちを切り替える必要がある、ということです。

これは、病院は病気の人を主に看るので、感染予防のために、絶対、中央材料室等で滅菌したものを使用したり、ディスポーザブルの物品を使用します。

しかし、保育園にはそんなもの存在しないので、薬品の期限が切れてないかとかしか調べようがないんです。

でも病院と違い、なるべく医薬材料をきれいに扱うのが鉄則は鉄則なんですが、絶対清潔操作というのは物理的に不可能です。

その辺りを、どこまで病院で行っていた操作とのギャップに耐えられるかを自分自身に問いながら仕事をしている、って感じですね。

もちろん、ガーゼとかは清潔なものを使います。
絆創膏は、真ん中の部分に触らないなど、そういうところは気をつけていますが、あまり神経質にやると、しんどくなるので、感染予防程度で考えていれば、割と気楽にやれます。

病院は病人、保育園は主に元気な子どもを相手にするので、その辺は、大きく違いますが、基本を押さえながらも、ある程度は許容するぐらいが、保育園看護師の判断材料になると思います。

先ほども書いたのですが、自分で道を切り開くことが多い職種だと思いますので、ぜひ、チャレンジしてみてください!

応援しています!!

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