看護師免許を取って看護師になる人は、毎年3万~3万5千人のペースで増えています。
そんな中、2018年度(ちょい古ながら最新版)の看護師の男女比率では男性の数がなんと7.8%!!
男性看護師は人数に直すと全国に約10万人ほどいます。
今現在の男女の割合だけで見ると「男性看護師少ないな~!」と思うかも知れませんが、僕が若かりし頃、そう、10年くらい前、男性看護師が看護師全体の中で5%ほどしかいなかったので、だんだん人数が増えています。
そんな男性看護師ですが、男性だからこそ任せられる仕事もたくさんありますし、女性と違う特性を持っているため男性看護師としての役割もいっぱいあります。
なので今回は男性看護師に需要はあるのか、また、みんなが一番気になるお給料(年収)について答えていこうと思います
男性看護師に需要はあるのか?

結論を言うと、男性看護師は少しのメリットはあるけど、それ以上にデメリットがいっぱいあり、ほとんど需要がない僕は思っています。
男性だからという理由だけで患者が僕を頼ったり、患者さんが安心してくれることはたくさんありました。
でも逆を言えば看護自体を拒否されることもよくありました。患者さんや女性看護師からすると男性看護師を必要とする場面はそれほど多くありません。
まだまだ男性看護師の数は少ないですが、男性の割合は少しずづ増えているので、看護師が女性の仕事というイメージが無くなってくるかもしれません。
でも、諸外国のように「男性が看護師をするのが何か問題でも?」ぐらいの感じになってくれれば最高なんですが、日本では男性看護師なんか…みたいな風潮があります。
ただ看護業界は年々人手不足が問題となっているので、受け持つ患者さんの数は多いですし、忙しい病院ばかりなのが現実です。
だから男性にもチャンスはありそうな気もしますが、看護師は圧倒的に女性が多いです。
優しい看護師さんが多いですが、性格が恐ろしくキツイ人の方が多いです。
昼夜問わず働く看護師というこの職業、身体的な負担も大きい上に、精神的な負担の方が大きくて病院や看護師自体を辞めてしまう男性看護師も少なくないです。
実際に僕も病院で勤めてるときにメンタルやられて一度看護師辞めましたし、決して他人事ではありません。
男性看護師を目指したいなら

もしあなたが看護師を目指すのであれば相当な覚悟が必要です。
僕の周りの男性看護師は、性格が優しくて気が弱めの、面倒見がいい人間が多かったです。
もちろん気の強い男性看護師もいましたが、舐めたらいかん女性看護師を!
僕の周りの女性看護師はたいがい気が強く、例えるなら『トラとかライオンとかの肉食動物』です。その病院というサバンナを生きていくのはとてもストレスかと思います。先輩看護師から怒鳴られることもたくさんありますし、「白衣の天使?いや、こいつらは白衣を着た〇〇だ!」って思うことがたくさんあります。

僕は悪魔だと思ってる!
それほど過酷な職業であるので看護師を目指すのであれば、目指す理由を明確に持って目指すといいです。
この理由が明確でないほど、看護学生の段階で挫折して学校をやめてしまう可能性大です。
Twitterを一度見てみればいいですよ。
女性の看護師さんでも「辞めたい」「こんなはずでは」みたいな書き込みいっぱいありますから〜。
男性看護師のデメリット 4選


男性看護師のデメリットをまとめるとこんな感じです。
では一つずつ一緒に考えていきましょう。
看護師は給料が高いイメージだが、実際一般男性の平均年収より低い


看護師のイメージとして「お金儲かってる」「給料高い」のイメージが強いと思いますが、それは女性に限っての話で、年齢によっては、男性看護師の年収が、一般男性の平均年収を下回ります。
一般サラリーマンの平均年収は、約532万円(2020年)ですが、男性看護師の平均年収は約496万円です。
看護師の給料の特徴は、初年度こそ高いものの、一般サラリーマンと比べ昇給が少なく昇給してもハナクソ程度しか上がらないので、給料明細を見てガッカリします。
しかも、夜勤をしなければ一般サラリーマンにもっと余裕で敗北します。
あと給料も上がらず、ペーペーの看護師(1年目)と中堅の看護師(10年目)でも給料にあんまり差がありません。
給料をUPをさせるのは現実問題大変です!
男性看護師が給料をUPさせるには


・管理職になる(主任・師長・看護部長)
・認定看護師・専門看護師の資格を取る
・夜勤専従看護師になる
・訪問看護ステーションを立ち上げる(管理者・社長になる)
「看護師=女性」のイメージが世間から強いので、管理者になるのは若干不利ですし、訪問看護ステーションを自分の手で立ち上げるのも難易度は高めです。
看護師は夜勤手当が高いので、夜勤専従看護師をすれば月40万ほど稼ぐことは可能です。しかし生活リズムは崩れますし、何より精神的にキツイです。
あと家族がいれば生活のすれ違いでケンカや最悪離婚問題に発展するのでオススメはしません。
看護師には大きく分けて「認定看護師・専門看護師」の二つの資格をスキルアップのために取得することができます。資格を保有すれば月1万円ほどの資格手当がつくようですが、苦労した取得する資格のわりに全然手当が上がらないのが現状です。



僕も保健師の免許持ってるけど全然給料に反映されてないよ!
不規則な勤務体制で家族との時間が作れない


看護師は土日祝関係なく仕事で、さらに夜勤が月3~5回ほどあります。
家族と休日が重なる事なく、家族サービスできなかったり、彼女や奥さんの不満が溜まること必至です。
夜勤手当は一回につき1万円前後もらえるので、夜勤しないと年収は400万円を切ります。日勤のみの勤務では採用してくれない病院もあるので、家族の大黒柱になるなら夜勤は必須です!
看護師には正月休みやお盆休みが無いので、家族で連休を取る機会も少ないと思います。休みは病院によって違いますが、大体は週休2日かプラスで祝日が加算されます!
男性看護師は女性社会で働きづらい


看護師は元々女性の職業です。
男性の需要も増えてきましたが、男女の割合はざっくり1対9ほどで、病棟に男性看護師が数人しかいないイメージです。
わりと肩身が狭く、単純に女性と話が合わなかったり、本気で女心が分からず人間関係で揉めることもあります。
女性看護師はほとんど恐ろしいほど気が強く、性格もサバサバしてる方が多いので、男性にはちょっと働きにくい環境下にあることは間違いありません。
看護師という仕事自体、精神的・肉体的に疲れる


看護師の仕事は主に療養上の世話と診療の補助です。
実際患者さんに必要なケアを行うので座っている時間はほとんどなく、ナースコールが鳴ればすぐ患者さんの元へ行く必要があります。
また女性社会で男性が働くと、必ずと言っていいほどすれ違いもあってストレスも溜まります。精神的にも肉体的にも「こんなはずじゃなかったのに~」となる確率が高いです。



あと、患者さんのウ〇コとか血とか毎日見るからそれに耐えれるのが男性看護師としての最低限のスキルね♪
もっと詳しく男性看護師の新たな道について考えようね


実際、病院でも男性看護師をたくさん見てきましたが、だいたいの男性看護師が「辞めたい」「起業したい」「違う仕事がしたい」と言ってます。
僕が「辞める」「違う仕事をする」を体現してるから間違いないです。
看護師は専門職なので、高校卒業後に看護学校や看護大学にしか行っていないと、他の企業もあまり採用してくれない傾向にあります。
でも、僕も今主任保育士って仕事をしてますが、結局看護師免許を生かして副業で保育園看護師もやってますので、なんだかんだ言っても看護師から離れられません。



でも、何やかや医療関係の仕事が一番安定してるような気がするので、マジ転職は本気で看護師がイヤになったときにしようね。
僕は、夢と希望をもって看護師になりました。
病院で勤めて、



パワハラ上司!そしてサービス残業!!
と、コンプライアンス違反のオンパレードがあり、病棟でお仕事することができなくなりました。
僕のように精神病んで病棟で働けなくなり、転職を考える人がほとんどだと思いますが、中には「キャリアアップのために!」と思って転職する、看護師の鑑のような方もいらっしゃると思います。
という悩みを抱えている男性看護師のあなたのために、新たな道、そう看護師転職を一緒に考えようプロジェクトを立ち上げます!
精神を病んでる僕のような方にも、キャリアアップを考えているあなたも、お礼奉公を終えて転職を考えているあなたにも刺さる記事だと思いますので、ちょこっと読んでいっていただければ嬉しいです。
男性看護師の転職を一緒に考えるプロジェクトとは?


新人の頃から「うつ病」を発症している僕は、1年持たずに病院から保育園に転職しましたが、一般的な看護師さんが、
「そろそろ転職しようかな~??」
と考えるのは、看護師2年目の終わりあたりから、3年目の間ぐらいに転職したいな~のピークを迎えると思います。
そう、
そんな看護師としての転機が、看護師3年目の前後にピークを迎えます。
いやいや、そんな男性看護師さんの中には、



彼女と結婚するからこんなクソ忙しい病院じゃなくて、クリニックとか男性脱毛看護師とかに俺は行く!
という素晴らしい男性看護師さんもいらっしゃることかと思います。
『2~3年以上の臨床経験』があれば、次に就職する病院でも、クリニックでも、美容看護でも、保育園看護師でも、即戦力として認められ転職の幅がかなり広がってきます。
男性看護師のあなたに贈る転職までの「道筋」


僕は看護師1年目でうつ病を発症し、転職を経験しています。
初めての転職活動は本当にわからんことだらけですが、今回紹介する「道筋」に沿っていけば迷うことなく転職活動が進められると思います。
転職サイトに登録する


え?いきなり転職サイト??
とお思いのそこのあなた!
最近の転職サイトはスゴイですよ~!
特に初めての転職の場合、2~3つの転職サイト登録するのがオススメです。
理由としては、同じ求人でも選ぶ転職サイトによって情報に差があることがあるからです。



転職サイトA社では病院の名前や給料体系まで聞けたのに、転職サイトBでは病院の名前は聞けたけど給料体系までは聞けなかった~!
ということがよくあります。
気になった求人は複数のアドバイザーから話を聞くことで『思っていたのと全然違った!』と失敗する可能性を大きく下げることができます。
また、転職サイトによって取り扱っている求人も全然違うので、同じ条件を伝えていても教えてもらえる求人が「全然ちゃう」ということもよくあります。
まあ、どの求人サイトも登録は無料ですから、絶対に転職してやる!って気持ちではなく、もっと軽い気持ちで登録してもらうだけで、あなたの見えなかった世界が見えてくることもいっぱいあります。
今の職場が辛いと感じるなら、辛い職場から抜け出すために僕のように「転職」して幸せになる方がよっぽいいです〜☆
新しい職場に狙いを定めるには働きながらでも登録できる求人サイトがオススメです。
求人サイトを選ぶポイントは、求人数の多さが重要です。
中でもナース人材バンクは求人数がめっちゃ多いので、ホワイトな求人もたくさんあります。
だから求人情報をたくさんチェックしたい人はナース人材バンクに登録しておけば間違いないです。
アドバイザーに自分の希望条件を伝える


転職サイトに登録し、実際に転職活動を始める時に、まず最初にあるのが『ヒアリング』と呼ばれるものです。
転職のアドバイザーに、転職に関するあなたの希望条件を伝える必要があります。
うん、でもそんなこと気にしないで、とりあえず『自分の希望を全部』伝えるのが良きです。
『こんなことまで言わんでええかな~?』と思うことも全て伝えるほうが、担当者はあなたが本当は次の就職先に何を求めているのか、転職において何を重視しているのかを一緒に考えることができるからです。
自分の希望をとりあえず全て伝えることで『よりあなたの希望条件にあった求人』を紹介してもらいやすくなります。
職場に転職する意向を伝える


退職の意向を最初に伝えるべき相手は直属の上司、つまり「看護師長」です。
一応ざっくり退職の『建前」だけ書いときます。
退職の意思が決まったら、まず就業規則を確認しましょう。
基本的には退職の1ヶ月前というところが多いかと思いますが、可能であれば半年以上前には伝えておくことをおすすめします。
なぜかというと、あなたの代わりになる看護師を探さないとダメだからです。
スタッフの補充や夜勤人数の兼ね合いが必要になるので、余裕を持って伝えておくほうがスムーズに退職ができます。
あまりに急だと、無理な引き留めやパワハラなどトラブルが増える可能性があります。
退職してから転職活動を始めるという選択肢もありますが、収入が全くない期間は精神衛生上良くないのです。
というのはあくまでも『建前』です。
みなさんの本音は、



いやいや、今すぐ辞めたいし転職したい!
と思ってることでしょう!
そんなあなたは、それを担当者さんに伝えてもらうとスムーズに退職への道筋を教えてくれたり、場合によっては退職を代わりに伝えてくれるエージェントもあります!
本気で辞めたいけど看護師長が恐ろしすぎて退職できないあなたは ↓ をクリック!


現在、看護師として働いているなら他の病院やクリニックへの転職も考えよう!


この記事を読んだ方の中には、現役の男性看護師さんもいることと思います。
ここまで読んで、



もう、男性看護師に夢も希望もない~!
って思ってる方もいらっしゃるでしょう。
今の職場が辛いと感じるなら、辛い職場から抜け出すために僕のように「転職」してみてもいいかもです。
僕は求人情報サイトに登録して、実際に利用した事がありますが、電話対応どころか、最近ではLINEで対応してくれます。
しかも受け答えも丁寧で、自分の条件にあう職場を探してくれました。
こんな感じで条件を伝えれば、すぐにに転職に関するプロが病院をいくつかリストアップしてくれます。
強引な勧誘も無いので、まずはどのような病院に就職できそうなのか登録だけでもして、新たな職場に狙いを定めておくのもいいかと思います。
中でも『ナース人材バンク』は公式ページに進むと、かんたんな項目をチェックしていくだけでステキなお仕事に出会える確率がめっちゃ上がります!
看護師転職を絶対に成功させるポイント!


とにかく、看護師転職サイトに登録だけしとけば、
と、決意したときにすぐに行動に移すことができるし、何より、



今の病院と待遇全然ちゃうやん!
というのが体験できると思います。
あなたの転職、一番応援していますよ♪
今の職場が辛いと感じるなら、辛い職場から抜け出すために僕のように「転職」して幸せになる方がよっぽいいです〜☆
新しい職場に狙いを定めるには働きながらでも登録できる求人サイトがオススメです。
求人サイトを選ぶポイントは、求人数の多さが重要です。
中でもナース人材バンクは求人数がめっちゃ多いので、ホワイトな求人もたくさんあります。
だから求人情報をたくさんチェックしたい人はナース人材バンクに登録しておけば間違いないです。
コメント