いつもながらの身近な話です。
私は日本で暮らしています。旦那は日本人です。その旦那の妹には二人の子供がいますが、妹一人で面倒を見ています。共働きですので、小さい頃から保育園に預かってもらい、何とかぎりぎり頑張っています。

ニューヨークにいる私の妹には子供一人がいます。1歳まではボストンの旦那さんのご両親が365日間世話をしていました。さらに4歳直前までは北京の私の両親がフルタイムで育児をしてあげました。子供は4歳からやっと自分のお母さんのそばに帰還しました。

私の親友は妊娠時からお母さんが遠い故郷から北京にやって来て、子供が3歳になって幼稚園に入るまでずっと同居し、孫の面倒をみていました。親友のお父さんはまだ仕事があり、北京までやってきて一緒に生活できるのは年間一ヶ月程度ですので、その他の時間は故郷のほうで一人暮らしをしていました。 このようにして、お爺さんもお婆さんも孫のことを最優先に自分達の生活スタイルを決めます。

日本と中国,「孫の面倒」についてこんなに違いが見られる,その理由は主に3つあります。
一、中国人の女性は男性と同じように働いています。育児のせいで、自分のキャリアを犠牲にする人が少ないです。そのため親が応援してくれます。 二、中国人の伝統的な観念としては、孫は何より重要な存在です。孫を幸せにできるなら、自分の苦労はたいしたことではないと考えます。 三、年寄りはもう価値がない,余生は子供の付属品として生きる,という考えがあります。子供のため貢献できることで自分の価値を実現するという悲しい思いはどこかにあるかと思われます。

もちろん、その分、親が動けなくなったときには、子供が親の面倒をみ,介護するのは当たり前のことです。そのため、親は労力的にも,金銭的にも投資し続けてきたのですから。

日本では子供は自立し、年寄りは経済的に・時間的に余裕を持ち、残りの人生を最大限に楽しもうとしているようですね。年を取っても子供に迷惑をかけないように老人ホームに入居する人が多いと聞きます。

どちらが良いかなと考えてもすぐには答えが出ません。

カテゴリ:いぶこみの風景
投稿者 :張 娜